「泥酔していたら、券売機で電車の切符を買うのは難しくてもSUICAをかざして改札を通るくらいはでるでしょう?」
泥酔状態でも使えるインターフェースが目標です(ご自分が泥酔状態でもお使いになりたいからだか)、とおっしゃる増井さんをお招きして、増井さんの数十年に渡る「富豪的プログラミング」の成果の数々をデモして頂きました。
- 10年前から(!)、グーグルマップもどきの機能が使えたという地図
- フィルタリングとズーミングを大活用したズーミング検索システム
- 当地のエンジニアに大好評の予測インターフェースPOBox (“Predictive Operation Based On eXample”)
- 「本棚演算」を行うことで自分の嗜好にぴったりな本を探すことができる「本棚.org」
などなどのデモが爆笑トークとともに次々に繰り出され、会場は感嘆と笑いの渦。
中でも、ご本人監督・主演のデモビデオ「置くだけ主義」、(CDをインターフェース装置に置くだけで音楽がかかるという、まさに「泥酔状態でもつかえるインターフェース!!」)10年近くもこつこつと撮りためた写真にGPS情報などなどのタグをつけ続ける「写真整理術」などなどには、「ぜひとも公開してくだい!」の声があちこちから挙がりました。
開発の原動力は「自慢力アップ!!」だとおっしゃる増井さん、とても楽しそうにご自身の作品の数々をデモされていたのが印象的でした。
現在は「エンジニアなら一度は憧れる」(ご本人談)シリコンバレーで、いま世界で最もホットな某ガジェットのプロジェクトをご担当されている増井さん、お休みの日はウィンドサーフィンをなさるスポーツマンでもあります。

以下はサロンの告知文です。
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