ここ数年、空を取り巻くビジネスは大きな変化に見舞われています。米国の空にはホビー・ドローンを含め100万機以上が飛び交い、米国政府は商業ドローン普及のため、日本における国家プロジェクトにあたる利活用実験計画を10プロジェクト同時に進めるなどの積極姿勢を示しています。そして商業ドローンはいよいよ配送サービスなどを射程に入れ始めました。

一方、ドイツと米国は「空飛ぶ車(eVTOL、電動垂直離着陸機)」の開発で激しい競争を展開しています。ドイツではリリウム社とボリコプタ社がパイロットによる有人飛行に成功し、現在実験飛行を進めています。一方、米国ではグーグルの共同創業者ラリー・ページ氏が支援するサイドキック社のカロー(Caro)がテスト飛行を進めるほか、日本のトヨタ自動車が出資して注目を浴びるジョビー社のS4もカリフォルニアで有人飛行試験を繰り返しています。

小池氏は米国のインターネットや通信業界を専門とするジャーナリスト/コンサルタントとしても著名で、数々の著作・連載をお持ちです。当日は小池氏に急速に広がる空のビジネスについてお伺いします。

■参加申し込みはmeetupより:
[ https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/253358450/ ]

8/10 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場 / ネットワーキング、19:30より小池氏のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてスタッフまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さい。 >> www.jtpa.org/faq


アジェンダ:
・商業ドローン配送などの現状
・ちょい乗り飛行機(空飛ぶ車)の開発競争
・ドローン管制システム
・UTM(都市航空交通システム)の未来

スピーカー: 小池良次 (こいけ りょうじ) 氏

京都外国語大学卒業後、ブラジルのサンパウロ新聞社に入社。その後、帰国し民間調査会社に就職、リサーチャーとして技術動向調査、技術出版、科学技術セミナーなど300プロジェクト以上を企画運営する。

1988年 ニューヨーク事務所代表として渡米。
1990年 欧米の最新科学技術を紹介する科学技術専門ニュース番組のエグゼクティブ プロデューサー/ディレクターとして活躍する。
1993年 情報通信分野を専門とするフリーランス・ジャーナリストとして活動を開始

・ アエリアル・イノベーションLLC社 CEO
・ 早大IT戦略研究所客員研究員
・ 国際大学グローコム・シニアーフェロー
・ 情報通信総合研究所上席リサーチャー
・ 情報通信ネットワーク産業協会にて米国情報通信に関する研究会を主催

主著:「ドローンビジネス調査報告書2016」「USドローンビジネスレポート」「電子小売店経営戦略」「第二世代B2B」「ネット時代の開発マネージメント」「NTTはどこへ行くのか」「クラウド」「クラウドの未来 ― 超集中と超分散の世界」ほか