今回のギークサロンは、バイオ・メカニクスとアルゴリズムのそれぞれの分野において、世界の最前線で研究をされている村井昭彦氏と秋葉拓哉氏に講演して頂きます。
村井氏は東京大学で人間の運動計測や筋骨格のモデリングなどの研究に従事されており、「NHKスペシャル」でサッカースペイン代表の運動計測の結果が取り上げられるなど、注目を集めています。

秋葉氏は東京大学・Microsoft Researchでアルゴリズムの研究をしており、200ヶ国以降のプログラマが参加する世界最大規模のプログラミング・コンテスト「TopCoder」で、最上位グループであるレッドコーダーとして活躍している他、数多くのプログラミング・コンテストで上位入賞を果たしています。

19:00開場、19:30時よりスピーチ開始。軽食が付きます。
参加申し込みはmeetupより:http://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/206082122/

参加費は$5。軽食つき。学生/賛助会員は無料になります。その場合はmeetupにて堀川と山中までご連絡下さい。

アジェンダ:
講演1.「デジタルヒューマンモデルの構築とその活用」

ヒトの感覚を計算し,医療やトレーニング,コミュニケーションに用いる,そのような技術を開発しています.様々なアスリートの運動計測や,リアルタイムに筋活動を可視化する「マジック・ミラー」の話を通じて,構築するモデルや計算アルゴリズムを説明します.

スピーカー
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村井 昭彦 (むらい あきひこ)

2009 年東京大学大学院博士課程修了.博士(情報理工学).ディズニーリサーチピッツバーグ 研究所研究員,カーネギーメロン大学研究員等を経て,2013 年より東京大学大学院の特任助教.ヒトの神経筋骨格システムのモデリング,運動計測・解析・シミュレーション,バイオフィードバックシステムの開発に関わる研究に従事.

講演2.「なぜ人はプログラミングコンテストを開催するのか?」

プログラミングコンテストという言葉を聞いたことがある方は少なく無いと思います.特に,大御所の Google や Facebook に続き,最近では日本でも企業によるコンテストの開催が増えてきています.しかし,その実態は,参加経験の無い方々が想像するものとは実はしばしば大きく異なっています.そこで,プログラミングコンテストで問われている能力は何なのか,どのプログラミングコンテストが一番すごいのか,世界最強の人物はどこで何をしている誰なのか,などといったプログラミングコンテストの意外な事実を紹介していきます.また,この業界で知らない人はいないあの有名企業CEOが残している知られざるプログラミングコンテスト戦歴についても紹介します.

スピーカー
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秋葉 拓哉 (あきば たくや)

2013 年東京大学大学院修士課程修了,同年より東京大学大学院博士課程に在籍中.書籍「プログラミングコンテストチャレンジブック」を共著,「世界で闘うプログラミング力を鍛える150問」を監訳.専門はソーシャルネットワークやウェブグラフ等の大規模ネットワークにおけるアルゴリズム.現在は Microsoft Research SVC に滞在中.

9月22日月曜日 7pm開場、7:30pmよりスピーチ開始
於Hacker Dojo
599 Fairfield Drive, Mountain View, CA
※場所がいつもと異なりますのでご注意ください。Palo AltoではなくMountain ViewのHacker Dojoになります。※

※学生/賛助会員は無料です。その場合はmeetupにて堀川と山中までご連絡下さい。