・HPウェイ – シリコンバレーの夜明け
・インテル急成長の秘密−シリコンバレーの覇者 ザ・スクープ
・シスコの真実−シリコンバレー「超」優良企業の光と影
・シリコンバレー神話は蘇るか−Linux新時代をリードする名門SGI
・アップル<上>〈下〉−世界を変えた天才たちの20年


HPウェイ – シリコンバレーの夜明け
デービット パッカード (著), その他 文庫 (2000/11/07) 日本経済新聞社 価格: ¥600
ヒューレットパッカードの創始者であるパッカード氏が書いたもので、 シリコンバレーで生まれたひとつの企業がシリコンバレーの発展とともに成長してきた過程が書かれています。 コンピューターの大革命の中をどのように成長してきたのか。大変読み応えのある一冊です。 HPの設立者の一人であるパッカード氏の、社会への想い、従業員への想い、 そして友人でもあり最高のパートナーでもあるヒューレット氏への想い、 それらがヒューレットパッカードの企業経営、企業理念に反映され、 この企業は今日の優良企業に成長してきたのではないでしょうか。 そんなヒューレットパッカードを内側から覗き込める本だと思います。
BLS岡田
インテル急成長の秘密−シリコンバレーの覇者 ザ・スクープ
天野 伸一 (著) 単行本 (1993/07/01) にっかん書房 価格: ¥1,359
日本やアジアNISEの半導体市場への台頭の中で、インテルは見事に92年にNECを抜き、確固たる基盤を固めていきました。 コンピューター業界の再編のスピードの速さに驚き、またその可能性にいつかは挑戦してみたいと思いました。 インテルという企業の企業風土や、チャレンジ精神、などが書かれており、 そして最後に、インテルのTOP経営者の21世紀について語られたインタビューは大変興味深いものでした。 激動のIT業界を生き抜き、TOPの座に君臨してきたインテルの軌跡を語るには欠かせない一冊だと思います。
BLS岡田
シスコの真実−シリコンバレー「超」優良企業の光と影
ジェフリー・S. ヤング (著), その他 単行本 (2001/07/01) 日経BP社 価格: ¥1,900
シスコという企業に秘められている可能性と、その弱点を作者の鋭い洞察力から分析し、 第3者の視点で書かれてあり、一般に見られる一方からの視点で書かれた褒めちぎった本とはその点で違います。 急速に普及するブロードバンドの先にあるものが光なのか影なのか、 それを決めるのはまだまだこれからの人類の発展にかかっているのだと、感じました。 シスコについて詳しい内容までは書かれていないので、よく知りたいという人には物足りないかもしれませんが、 先端の技術に関する内容を物語風にまとめ、たいへんわかりやすく、飽きさせないものでした。
BLS岡田
シリコンバレー神話は蘇るか−Linux新時代をリードする名門SGI
宍戸 周夫 (著) 単行本 (2000/04/01) プレジデント社 価格: ¥1,600
マイクロソフトのOSクローズ戦略で築き上げられたデファクトスタンダードを Linuxのオープンソースが切り崩せるかに注目が集められてる中、 同様にオープン戦略を用い、コンピューター業界の中堅、 SGI社がシリコンバレーの業界地図を塗り替えようとチャレンジしています。 そのチャレンジ精神に圧倒されてしまいました。 激動のコンピューター業界でこれから求められる戦略や、新しい技術についてわかりやすく書かれて、 これからのシリコンバレーを考える上で参考になる良書であると思います。
BLS岡田
アップル<上>〈下〉−世界を変えた天才たちの20年
ジム カールトン (著), Jim Carlton (原著), 山崎 理仁 (翻訳) 早川書房
ジョブズ、スカリー、ガセー、ゲイツ、アメリオ、そしてジョブズの復活まで。 アップルの創設、発展、経営難、そして、復活までの歴史を徹底的に取材している。
BLS大野