2019年第一回目のギークサロンでは在サンフランシスコ日本国総領事館領事の橋本一郎氏をお迎えします。

UdacityやCourseraといったオンラインの教育サービスについて耳にされたことのある方も多いと思います。これらはMassive Open Online Course (MOOC)と呼ばれており、シリコンバレーやボストンから拡がり、近年では、アイビーリーグ級の有名大学が完全オンラインの修士課程プログラムを提供し始めたことで話題となっています。中でもUdacityは10億ドルの評価額を受けて1億500万ドルの調達に成功しており、今後の業界の動きに大きな注目が集まっていると言えるでしょう。

橋本氏は文部科学省にて科学技術イノベーション政策や環境エネルギー政策などに携わられた後にミシガン大学にてMBAを取得。そして再び文部科学省にて量子科学技術戦略の立案に携わられた後に在サンフランシスコ日本国総領事館に赴任されました。同省からの出向としては初めてであり、また橋本氏は東京大学数理科学研究科にて修士課程を修了されるなど理系のバックグラウンドもお持ちです。

当日は、黎明期よりビジネスモデルを進化させ、成長を続けるMOOCの最新動向をご紹介頂きながら、なぜMOOCがこれほど急激に成長したのかついて解説を頂きます。またMOOCのもたらした変化についてや今後テクノロジーが高等教育をどのように変えていくのかについてなど、橋本氏のご考察を伺う予定です。

 

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