今回のギークサロンは、Limechatの開発者として有名な、中川智史さんを招いて、iPhone アプリケーション開発入門を行いました。
Ustreamによる録画はこちら。
以下は 林秀明さんによる開催レポートです。
「今日の参加者が家に帰って、iPhone開発を始められることを目指す!」という意欲あふれるセミナー企画で、iPhoneアプリ開発に必要なプログラミング言語であるObjective-Cの基本から始まり、iPhoneアプリ開発の基本を丁寧に解説していただきました。
クイズを交えたObjective-C入門、定番のHello Worldを終えたところで、
「ライブでiPhone版Twitterクライアントを作ってみましょう!」
と、解説しながら手を動かして、あれよあれよという間に、iPhoneで動くTwitterクライアントが出来てしまいました。
ちなみに、このとき使った中川さん自作の、
URLからイメージを取り込んでiPhone上で表示するライブラリ、
twitter APIから取り込んだタイムラインを格納するデータ構造
は、公開してもいいかな?ということなので、忘れないようにここに書いておきます。
ここまでは、ustreamで公開される表サロンで、ここからは非公開のなんでもありの裏サロンに突入です。
達人プログラマーのワザを見せてもらおうということで、ライブコーディングをすることになりました。
「なんでも作りますよ!」と、中川さん。
Ruby CocoaでMac上のTwitterクライアントを速攻で書いてもらうことになりました。(中川さんはRuby Cocoa自体の開発者でもある。)
でもこの課題は中川さんには簡単すぎたのか、20分ほどであっけなく完成してしまいました。
「次、何作りましょう?」とのことで、参加者から出された課題は、
「マルチタッチを使ったお絵かきツールon iPhone」
でした。順調に開発が進み、これもあっけなく完成してしまうのかと思いきや、なんと会場のスタッフから突然、「あと10分で閉会してください!」とタイムリミットが宣告されました。
「がんばります!」と、中川さんのマウスとキーの動きがさらに加速します。
皆が応援するなか闘い続けた中川さんでしたが、最後は惜しくも時間切れとなってしまいました。しかし、中川さんの健闘を称えて大きな拍手がわき起こり、セミナーを締めくくるのにふさわしい盛り上がりをみせました。
(レポート by 林秀明)
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