皆様、こんにちは。
先日の佐中薫さんのギークサロンの、斉藤圭さんによるレポートをお送りします。
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今回のギークサロンは、佐中薫さんから光量子コンピューティングについてのお話でした。
まずは、量子コンピューティングとは何か、という基本的な説明があり、そのあと、それをどのように生かせるかという理論的な側面と、どのように実現するかというハードウェア的な側面からの、それぞれの歴史的背景や現在の状況、未来の展望についてのお話がありました。
月: 2010年3月
3月12日金曜日 午後7時 Palo Alto
3月のギークサロンでは、スタンフォード大学にて光量子コンピューターの研究をされている佐中薫氏を講師にお迎えします。
量子コンピューティングは現在の最速スーパーコンピューターで数千年かかっても解けないような問題を数十秒でこなすことができる未来のコンピューター技術です。
この機会に動作原理と最先端の研究状況を理解しておきましょう。
スピーカー: 佐中 薫 / さなか かおる
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東京大学・総合文化研究科で博士課程修了後、ウィーン大学・実験物理学研究所でポスドク研究員。この間、光学結晶を用いた量子コンピュータのゲート開発に従事。現在、スタンフォード大学・ギンツトン研究所リサーチアソシエート。光半導体素子を用いた量子コンピュータの基礎実験に従事。
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