JTPA SV tour2004は3月11日~15日の全日程を無事終了しました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
JTPAでは、日本の若い技術者・研究者を対象としたシリコンバレー・ツアーを行います。参加者の方に、“シリコンバレーの日本人インサイダー”との交流を通して、「どんな働き方があるのか」「どんな風に働いているのか」といった具体的な姿に触れ、今後のキャリアパスを考える参考としていただくのが目的です。
申し込みは1月14日(日本時間)で締め切りました。
1.ツアーの内容
JTPAメンバーによるセミナー
スタンフォード大学訪問
シリコンバレーの企業訪問
JTPAレセプション
2.ツアーの日程
出発日3月11日(Thu)
宿泊:Hilton Garden Inn Mountain View
3/11 (Thu)
午後:成田発
午前:サンフランシスコ着
午後1:Museum of Computer History(Mountain View)
午後2:セミナー
夕食:セミナー
3/12 (Fri)
午前:Apple Computer訪問
午後1:Stanford University(campus+SLAC)
午後2:セミナー
夕食:セミナー
3/13 (Sat)
午前:セミナー
午後:セミナー
夕食:JTPAレセプション 金島先生宅(Portola Valley)
3/14 (Sun)
午前:サンフランシスコ発
3/15 (Mon)
午後:成田着
3.募集人数
最大20名です。インタラクティブなツアー・セミナーを目指します。
4.費用
125,000円(費用に含まれるもの:往復航空運賃、宿泊料金、朝・昼・夕食代、移動の貸切バス料金、スタンフォードキャンパス見学代、税金、チップ)。
現地でのツアーへの合流にも対応します。この場合の費用は72,000円(費用に含まれるもの:宿泊料金、朝・昼・夕食代、移動の貸切バス料金、スタンフォードキャンパス見学代、税金、チップ)。
なお、費用は為替レートにより前後する可能性があります。
5.ツアーの詳細
a. セミナーの講演者と内容
セミナーは、JTPAのコアメンバーがそれぞれの経験をもとに講演する形式を取ります。会場のホテル会議室に夕食をケイタリングしますので、じっくりと議論を深めてください。
梅田望夫・渡辺千賀・村山尚武
「年取ってから後悔しない人生デザインの戦略発想」
これまで日米で企業の戦略立案、事業開発・投資事業に関わってきた各氏によるワークショップという形式で、人生を戦略的にデザインするということ、そのために必要な要素について議論してもらいます。確固たる価値観をもった3氏のワークショップは、個々人のキャリアプランとは?という疑問の解決の道しるべを示してくれるはずです。日本のメディアでも注目される梅田望夫氏と、直にコミュニケートできるチャンスです。
梅田望夫 https://www.jtpa.org/member/000046.html
渡辺千賀 https://www.jtpa.org/member/000040.html
村山尚武 https://www.jtpa.org/column/000087.html
金島秀人, Ph.D.
「シリコンバレーのバイオ業界とキャリアパスの構築-研究者としての経験」
名古屋大学医学部、スタンフォード大学医学部での研究を経て、シリコンバレーでのベンチャー企業の創設に関わった金島氏に、研究者としての経験をもとに、キャリアパスの構築、また金島氏のキャリアパスの中心をなすシリコンバレーのバイオ業界についてお話いただきます。研究者として類まれな経歴・成功体験を有する金島氏の講演は必聴に値します。
https://www.jtpa.org/member/000044.html
赤間勉, Ph.D.
「シリコンバレーで生き抜く」
2001年8月、それまで日本の企業で研究を続けていた赤間氏は、米国に永住する決意を持って、シリコンバレーのバイオベンチャーに参画しました。その後レイオフ・転職を経験し、現在はバイオベンチャーAnacor Pharmaceutical社でMedical Chemistryの研究者として活躍しています。セミナーでは、研究の第一線で活躍する赤間氏に、バイオ業界を例として、日本人がシリコンバレーで職を得る可能性、そして、プロとしてシリコンバレーで生き抜くために、どのようなことを考えているか語ってもらいます。またPh.D.である赤間氏の経験は、大学院在学中またはこれから大学院を目指す学生の皆さんにとっても、有益な情報になるはずです。
https://www.jtpa.org/column/000102.html
大澤弘治
「ベンチャーキャピタル業界の裏話」
大澤氏は、1999年にシリコンバレーにてベンチャーキャピタルのGlobal Catalyst Partnersを、米国の著名なアントレプレナーであるKamran Elahian氏と共同で設立し、米国やイスラエルのシードステージのIT関連ベンチャーに積極的な投資を行っています。ここでは、日ごろ知ることが難しいベンチャーキャピタル業界の内情を通して、シリコンバレーの今と将来について語ってもらいます。
https://www.jtpa.org/member/000045.html
立野智之
「キャリアコンサルティングの現場から」
立野氏は、日米Cross Border のHuman Capital ビジネス IMCA AMERICA, Inc.の責任者として「ハイテック企業」、「ベンチャー」と「人財」の新しい在り方を構築しています。セミナーでは、キャリアコンサルティングの立場から見た、「いつの時代も変わらない旬の人材とは?」ということについて考えます。アスリートでもある立野氏の気迫に押されないように気をつけてください。
https://www.jtpa.org/member/000042.html
原邦雄
「同じ視線で描く国際的キャリアプランの構築法」
原氏は、これまでに日米の企業で、国際的なIT関連プロジェクトに豊富な経験を持ち、現在は、日米アジア環太平洋地区において、IT企業の戦略的な技術・ビジネス提携、国際ビジネス開発を請け負うコンサルティング会社であるGlobal Alliance Partners社のCEOです。そんな原氏に、国にとらわれないキャリアプランの構築について、自らの経験をもとに、皆さんの視線から語ってもらいます。
https://www.jtpa.org/member/000041.html
佐藤真治
「独立して働く-バイオインフォマティクス」
佐藤氏は現在、バイオインフォマティクスのコンサルタントとして、カリフォルニアを中心に活躍しています。これまで、日本の企業、アップルコンピュータ、スタートアップ、独立コンサルタントというさまざまなworking environmentでの経験をもつ佐藤氏が、キャリアプランとは、独立して働くとは?ということについて議論します。
https://www.jtpa.org/member/000037.html
b. Stanford University訪問
シリコンバレーの学術研究の中核Stanford Universityのキャンパスツアーに参加します。また、技術系の参加者のために、世界最大級の線形加速器を有するStanford Linear Accelerator Centerも訪問します。
c. 企業訪問
スタートアップの雰囲気を保ちつつ成長している、Apple Computerを訪問予定です。Apple Computerでは、「1時間に圧縮した新入社員研修」の実施を交渉中です。
d. Museum of Computer History訪問
コンピュータ関連技術の中核に建つMuseum of Computer Historyのguided tourに参加し、シリコンバレーの歴史とともに歩んだコンピュータの技術革新に触れてもらいます。
http://www.computerhistory.org/
6.問い合わせ先
申し込みは1月14日(日本時間)で締め切りました。
メール送付先:sv-tour@jtpa.org
JTPA SV tour担当:中村孝一郎(https://www.jtpa.org/column/000089.html)
告知協力
バイオベンチャー誌(羊土社 http://www.yodosha.co.jp)
BLS (http://www.tit-bls.org)
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