毎月発行のニュースレター。一体どんな人達で運営されているのでしょうか?そこで今月はニュースレター編集会議と記者達の素顔をお届け。


●編集会議は夜の7時からが基本。腹が減っては戦はできぬということでいつもピザを出前で注文して食べていた。
しかし毎月ピザを注文していたら、『まずい』『脂っこい』『別のものはないのか?』という怒りの声が上がり、一人の勇者が立ち上がった。勇者YさんはSan Joseの人気パン屋さんでいつも日本人好みのパンをわざわざ買ってきてくれる。偉い。いや、それだけではない。みんなが様々な味を楽しめるように、それぞれのパンを一口サイズに切り、ラップで包んできてくれるのである。相当偉い。しかも美味しい。
米国の会社で働く人は毎日イヤというほとピザかハンバーガーばかり食べさせられているから、あっさりしてながらも味わい深い日本式の調理パンがとてもありがたい。人気は明太子が中に入り、外が海苔で巻いてあるパン(!)
●パンだけではない。なんとKさんはいつも自らほかほかオニギリを人数分握ってきてくれるのだ。しかも、なんとそのオニギリはコンビニオニギリによくある『フィルム』でつつまれている。
『①中央のフィルムをやぶる。②右に引っ張ってとる。③左に引っ張ってとる。』という例のアレだ。さらにオニギリの裏にはオニギリの味を示すシールまでもが、煌々と光輝いている。『鮭』、『おかか』、『梅干』・・・最初は誰もが唖然を喰らってしまう。 『( ゜Д゜)ヒョエー、これお店で買ったんじゃなくて、Kさんが自分で作ったオニギリ?』しかし、シリコンバレーの一体どこでオニギリフィルムが手に入るのかは誰も知らない。
●オニギリだけでは無い。Kさんはなんとカセットコンロとマイ鍋を持参し、編集会議でおでんを披露してくれたことがある。Stanford大学の学生寮を借りて行われた鍋を囲んだ座談会はまるで学生時代に戻ったかのような楽しさ。
おでん、おにぎりにアイスクリームまで持参してくれるKさんは、『シリコンバレーのお袋』になりつつあると言っても過言ではない。シリコンバレーで何か困った事に遭遇したら、Kさんに連絡すれば何とかなってしまうだろう。少なくとも食い倒れることはなさそうだ。
●いつも編集会議にはニュースレターの記事に沿った議題がある。でも10分も経つと既に話が脇にそれる。いつも日本語を話す機会の少ない人達が集まるせいか、ここぞとばかりに日本語トークが爆発的に盛り上がることも多い。やっぱり日本人のストレス開放の場でもあるのか?用意されたワインやビールは火にそそぐ油になる。
●米国生活に慣れてしまっている長期滞在者のアドバイスもとても役に立つ。このミーティングを相談所に使うのも方法だ。といっても、一番多い質問は「この辺でおいしいレストラン知ってますか?」だが。
●編集会議の醍醐味を雑談だ。この雑談が結構楽しい。先日は大の大人9人で真冬の怪談トークでもりあがってしまった。霊をみたことのある人複数出現。かなりリアルだった。夜道をおそるおそる帰ったとか、帰らなかったとか。今度Wさん宅の大スクリーンで、ホラー映画『リング』の上映会を行うことまで決まってしまった。
『|||-_||| 貞子トーク』で盛り上がりたい人は戸谷編集長(mozant@dprinc.com)まで。
●エンジニアのTさんは英語ができすぎてしまうため、ついつい関係代名詞をつかった日本語で話をしてしまう。「僕は 思う 何をかというと・・・(I think that ・・・)」
●さらに、頭の中が英語化しているWさんは、英語でよく使う表現『なぜなら』を日本語にもかかわらずやたらと連呼する。そのため、生粋の日本人からは『理由なんて聞いていないんだよ』と軽いつっこみをいつも浴びている。
●実をいうと・・・・毎月何をニュースレターにしようか、ネタに困っている。
●月に一度のニュースレター編集会議。しかし・・・人が集まらないと編集長はいじけてしまう。・・・だからみんな来てください。
連絡は戸谷編集長(mozant@dprinc.com)まで
こんな楽しそうなニュースレター編集会議にあなたも参加してみませんか?。愉快な仲間だけでなく、Yさんのパンと、Kさんのオニギリが待ってます。しつこいようですが、連絡は戸谷編集長(mozant@dprinc.com)まで。