Palo AltoのMing’sにおいて、ネットワーキングパーティーを開催、90名の方が参加されました。
by JTPA渡辺
開場予定時間6時の5分前には、既に20名近い人が到着して受付に列をなす。時間に正確なのは世界に誇れる日本人の美徳。パーティーにいつ到着するかは民族によって本当に異なる。ベトナム人のパーティーなど、開始指定時間から2時間後「以降」でなければ殆ど誰もいない。「6時スタート」といったら食事が始まるのは8時半過ぎだ。レストランを経営するベトナム人の友人は「日本人のお客さんは、時間ぴったりに全員登場して、さっさと食べて2-3時間で帰っていく。大変すばらしい」と絶賛していた。時間の正確さは「日本人にとっては当たり前なことが、世界的にはずば抜けて几帳面」ということの一つだろう。
7時には当初予定の70名を上回る盛況ぶりで、Ming’sの担当者Alexから「食べ物増やす?テーブル増やす?」と矢継ぎ早の質問。しかし、実は一人当たり22ドルをレストランに払わなければならないところ、参加費は20ドルだったので人数分頼むと足が出る。そこで「食べ物増やさない。テーブル増やす」と決定。Ming’sのよいところはこうした対応が超フレキシブルなこと。あっという間にテーブルが設営された。ちなみに、この会場でのパーティーは50名から200名まで可能で、その範囲においてなんと前日まで人数変更が可能である。いったいどういう食材調達をしているのだろうか。どうして突然前日に100人分もふやすことができるのか。感嘆しきりである。(なお、その後やや食べ物が足りなくなりかけたので追加注文をした)
7時半くらいから、参加者の一部をマイクで紹介する。半分くらいの人は一生懸命に耳を傾け、それ以外の人は近くの席の人との会話に熱中。この大雑把な感じが大変よろしい、と幹事としては大変満足。
さらに、該当する人に手を上げてもらうことにして、まずは「日本からの駐在員ではない人」と聞くと大体8-9割が挙手。「IT系の仕事をしている人」が5割強、「バイオ系」が2-3割、「投資関係」が1-2割、「ハイテクでない人」が2-3割くらい、という感じだった。
参加者にはいろいろな人がいる。日本で医学部を出た後大学院を休学してJETROでインターンをしている人、日本で建築家として5年働いた後米国の4年制大学に入りなおして卒業、ベイエリアのゼネコンに入社して2年目の人、シリコンバレーで何十年も過ごしたベテラン、OxfordでPhDを取って日系企業で働いている人、などなど。
何人かの人に言われたのが「こんなに知らない人がいるなんて驚いた」というもの。例えば、「就職活動のためベイエリアで半導体関係の仕事をする人に大勢あったけれど、今日来てみたら半導体関係の人でも会ったことのない人がたくさんいる」など。実際、ベイエリアでどれくらいの日本人が働いているのかは、実はJTPAでもわからない。一方例えば、フランス人は2-3万人いるが、国民人口がフランスより30%ほど少ないだけのスペインからはたった数百人とのこと。スペイン人の知人いわく「フランスには名門のサイエンス系大学があり、しかも技術系大学卒業生のチャンスが少ないから大勢シリコンバレーに来る。一方スペインはそもそも技術系の大学が少ない。」とのことであった。果たして日本人はどれくらいいるのだろうか。今後のJTPAの活動を通じて把握していきたいことの一つだ。
終了予定の9時を10分も回ると、どんどん会場が片付け始められる。9時半には、会場の仕切りやテーブルまで運び出され始めるが、それでもまだ残って熱心に会話している人がいる。10時近くなったところで、全員の背中を押して会場から退出していただき無事終了。会計を締めてみると、「お買い物ゲーム」さながらにほぼぴったりで、こちらも無事終了。
皆様参加ありがとうございました。
Special Thanks to:
-申し込み受付・確認メール発送・参加者リスト作成:Johnnieさん
-当日受付:IMCA 繁友さん、武原さん
-写真撮影:MUSE 左右さん
参加者の所属先の一部:
Adobe Systems; Agilent Technologies; Aoy Enterprises; APV Technology Partners;
BRIDGENA; Business Caf?; C&C Research Lab NEC USA; Cadence Design Systems;
Canon USA (Semiconductor Equipment Division); Corlux; CSK California Office;
CSK Corporation / CSK Venture Capital; Decru; Deloitte & Touche; Digital Foundry;
DPR; EXAR; Fujifilm Software California; Geron; Global Project Design;
Hakuto California; Hitachi Data Systems Corporation; Honda R&D Americas;
Ignite Group; IMCA America; Improvsita Interactive music; Infinera; InfoGate
JSR Micro; Kovio; Kowa Company; KPMG; Kyushu University Medical School;
Lattice Semiconductor; Lockheed Martin; LTX; Matisse Software;
Matsushita ElectricWorks; MediaFusion; Merrill Lynch; Minolta
Mitsubishi International Corporation; Nagase; NEC Electronics America;
NEC Solutions America; Novellus Systems; NTT Comware; Oriex; PacificVision Partners; RedClover Networks; San Jose Earthquakes; SANYO North America;
SB Life Science Equity Management; Shutterfly; Siebel Systems;
Simpson Thacher & Bartlett; Soka University; Soliton Systems; Sonic Solutions;
Stanford University (APARC; Computer Forum; Computer Science; Graduate School of Business; School of Medicine); Summit Biotech; Sun Vally Real Estate and Finance;
SunBridge; TechDream; Tokyo Electron; Toshiba America Electronic Components;
Tri-Circuit America; U.S.-Japan Virtual Ventures; UCSC Extension; Venture Connection
収支報告:
●収入
参加費 $1800.00
●支出
Ming’s支払い $1725.00
ペン $ 4.00
名前ステッカー$ 46.89
●余剰金 $ 24.11
☆余剰金はJTPAの活動に還元されます。
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