3月のギークサロンではスタンフォード大学医学部精神科教授、同大学睡眠生体リズム研究所(SCN Lab) 所長の西野精治先生をお迎えします。
SCN Labは「世界最高の睡眠研究機関」とも呼ばれているスタンフォード睡眠研究所の主要研究部門で、動物モデルを用いたヒトの睡眠や概日リズム疾患の病因、病態生理の研究や、生物の生体リズムや睡眠・覚醒調節にかかわるメカニズムを分子・遺伝子のレベルから研究されています。また睡眠障害や概日リズム異常を治療するための医薬品の開発のサポートや、新しい睡眠センシングや解析装置の開発等も幅広い活動を行なっています。
当日は同研究所 所長の西野先生の2/28発売予定の最新の著書である「スタンフォード式 最高の睡眠」から、科学的エビデンスより導かれたご自身の最新の研究成果をご紹介頂きます。
■参加申し込みはmeetupより:[https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/237917075/]
3/16 木曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA
19:00開場、19:30時より西野先生のレクチャー開始 参加費は$8。軽食つき。
学生は無料になります。その場合はmeetupにてスタッフの浜本か山中までご連絡下さい。
■アジェンダ
・「よく寝る」だけでパフォーマンスは上がらない
・夜に秘められた「黄金の90分」の法則
・スタンフォード式 最高の睡眠法
・睡眠研究の最前線「スタンフォード」で見つけたこと
■スピーカー
西野精治(にしの せいじ)先生 (医学博士)
[ https://med.stanford.edu/profiles/circadian/seiji-nishino ]
米国スタンフォード大学医学部精神科教授、スタンフォード睡眠・生体リズム研究所所長
日本睡眠学会睡眠医療認定医、Journal Sleep 編集委員、日本睡眠学会学会誌「Biological Rhythms and Sleep」編集委員、一般社団法人良質睡眠研究機構 (iSSS) 代表理事 など
1982年 大阪医科大学卒業
1987年 スタンフォード大学睡眠センターで慢性の原発性過眠症であるナルコレプシーの研究に主として携わる。
1999年 家族性イヌナルコレプシーでその原因遺伝子の発見。
2000年 ヒトでのナルコレプシーの主たる病態生理の発見の中心的役割を果たす。
2005年 スタンフォード睡眠・生体リズム研究所 所長に就任
2007年よりスタンフォード大学精神科教授
■受賞歴
1997年 デビッド アーマー アワード (イスラエル睡眠学会)
1998年 アメリカ国立衛生研究所、科学研究者育成 アワード
2003年 ナルコレプシー ネットワーク 科学者賞 (米国)
「スタンフォード式 最高の睡眠」[ https://www.amazon.co.jp/dp/4763136011 ]
同書については上記のurlをご参照下さい。また当日用に若干の在庫があります。ご希望の方は chiekonishinojp (atmark) yahoo.co.jp まで一言お問い合わせ下さいませ。
—–
会場は弁護士事務所 WSGR のご厚意により利用させて頂いております。この場を借りてお礼申しあげます。
コメントは停止中です。