第9回技術交流会の報告です。今回は、サンノゼの居酒屋、
赤ちょうちんに4人が集まりました。
次回は、8月初旬 にしようと思います。
*音声認識ソフトのデモ
*話し合い


*音声認識ソフトのデモ
使ったのは、Dragon Speech Rev.7。
はっきり滑らかに一定のスピードで話した場合は認識率はかなりあるという
印象でしたが、今回、皆で討論しているような状況では、音声認識はとてもついて
これないのを確認しました。
例えば以下のような文章やメモなど、結構速く話してもちゃんと認識してくれます。
(例1)
黒沢さん、お元気ですか?
私はぼちぼちやっております。
今度の日曜日の予定はどうなっていますでしょうか?
私は出張で金曜日の夜から東京に行くことになっております。
よろしければ日曜日の夜に夕食でもどうでしょうか?
お返事、お持ちしています。
(例2)
金曜日: マーケティングのミーティング
土曜日: 家族との夕食
日曜日: 自由時間
(例3)
7月15日
夕食 15ドル
ゴルフ 24ドル
本3冊 55ドル
今回、皆で話している状況をそのまま認識させようと試みたがちょっと難しいようです。
また面白かったのは、マイクを外して話していると、全ての雑音を拾って
勝手に文章を作ってしまいます。
自分の今まで書いている文章をソフトのイニシャライズの段階で勝手に
読み込んでくれるので、そこでよく使われている単語などを使用して、
結構不思議な文章が出来上がってしまいました。
こういう使い方で、新たな物語の創作なんかに使える可能性があるかも?
というのは新たな発見です。
*話し合い
―音声入力、写真の画像入力、手書きの画像入力、
  そしてこれらからの文字変換という前提。
―文字変換後でもアナログのオリジナルデータは残すべき。
  デバイス側で残しておく必要は無いが、サーバーなどに収納して
  リンクしておけばOK。 
―何かを覚えたときの場所はよく覚えている傾向がある。
  そういう意味でGPSが役にたつのでは。
*会の目的、プロジェクトの目的。
今回のプロジェクトの日程の終了を明確にするべきという意見。
*その他のお話
現在主流のWindows, Unix, Linuxなどは アプリケーションのプロセス自身が
データ管理をしているので、プロセスが壊れた場合など、
データ保管ができない難点がある。
データをOSが管理するLISPのようなOSが欲しい時も多い。
管理系の大きなプログラムなど、バグが起きたらそれを検証するのが
非常に難しい場合がある。
バグがおきた後でもプログラムがすすんでしまい、
正確にバグの箇所を特定できないため、
バグの検証だけでかなりの時間を費やしてしまう為。
そういうフェイルの箇所を特定できるのは
やはりハードウェアに機能を持たせたい。
(ここら辺の話は、記憶がクリアではありません、あしからず。
 やはり、記憶お助けデバイスが必要だったか、と納得?)
以上