7月のギークサロンでは、Yanbaru Roboticsを起業して自動運転に挑戦されている白久レイエス樹さんをお迎えします。
白久氏は当時沖縄高専の学生だったにも関わらず、リンク機構を使って身体や動作を拡張する ”スケルトニクス” を開発しそれが世界中で話題となりました。スケルトニクスはメインの駆動モジュールを持たずに人体の動きだけで操作できるようになっていて、そのアイデアも非常にユニークです。氏は高専を卒業後に起業してそれをビジネスとして発展・改良させ、NHK紅白歌合戦の舞台演出や長崎ハウステンボスのパレードなどで使われるまでになっています。
その後白久氏はスケルトニクス社を事業譲渡した後に富士重工業株式会社(現・株式会社SUBARU)にて運転支援システムであるEyeSight(アイサイト)の開発に従事、現在は渡米して自動運転の研究開発に挑戦されています。
当日は 常に情熱を持って新しいことに挑戦されている白久氏をお迎えして、白久氏の手がけたスケルトニクスについてや、現在注力されている自動運転プロジェクトについてのお話を伺います。
時間・場所
7/26 金曜日 WSGR 弁護士事務所 ( 650 Page Mill Road Palo Alto, CA ) にて
参加申し込みはmeetup.comにてお願い致します: https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/263268040
19:00開場/ネットワーキング、19:30より白久氏のスピーチ開始
参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにて Jin Yamanakaまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さいませ。 https://www.jtpa.org/faq
アジェンダ
・スケルトニクス法人の立ち上げまでの経緯と運営 (2011~2016)
・スケルトニクスの作り方 (設計思想、三次元閉リンク構造の解説)
・自律移動分野への転向 (2016~)
・Yanbaru Robotics の自動運転プロジェクトの紹介
スピーカー:白久レイエス樹 (しろく レイエス たつる)氏
2014年 東京大学 海洋技術環境学修士課程修了 自律型海中ロボットの研究に携わる
2013年 在学中にスケルトニクス株式会社を創業.代表取締役CEO
2016年 富士重工業株式会社(現・株式会社SUBARU)入社 操舵支援制御業務に従事
2018年にシリコンバレー(カリフォルニア州サンタクララ市)に拠点を移し,Yanbaru Robotics Inc.を設立
受賞歴
2013年度未踏IT人材発掘・育成事業スーパークリエータ認定
経済産業省 コンテンツ技術イノベーション促進事業「Innovative Technologies 2014」
ARS ELECTRONICA(アルスエレクトロニカ)2014 文化庁メディア芸術祭派遣
第17回文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦
2013年度グッドデザイン賞
高専ロボコン2008 九州地区大会優勝 全国大会優勝
白久氏プロフィール
https://shiroku.net/profile/
“スケルトニクス 白久レイエス樹氏に聞く、パワードスーツの現在と未来”
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1603/11/news008.html
“搭乗外骨格『スケルトニクス』 白久レイエス樹の野望”
https://careerhack.en-japan.com/report/detail/356
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