「これからも毎回参加しますからね!」と嬉しいコメントをくださる常連の方も現れるほど人気のギークサロン、今回も奥井一穂氏をホストに朝の2時頃までギークトークに花が咲きました。応募および参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
以下、参加者の須藤義人氏から感想をいただきました。
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9月22日金曜日、Los AltoのMUSE Associates内でJTPAサロン:ギーク編が開催されました。今回の講師はAbiosso NetworksでChief Software Architectを務める奥井一穂氏。
リソースの非常に限られたEmbedded Systemでの開発手法・考え方を今流行のWeb 2.0と対比しながらの発表でした。Web 2.0では開発者を楽にすることを考えたり(ライブラリの作成・利用など)、コンピュータに頑張らせる(サーバーを並べるなど)が、Embeddedではコンピューターの処理能力には限界があり、開発者が頑張りうまく目的を達成していくことをわかりやすくまとめられていました。参加者の多くがZ80時代にアセンブラプログラミングや、通信システムの経験者ということもあり、議論は大いに盛り上がりを見せました。
また、最後はシリコンバレーでの生活についての話題となり、とくに英語の習得については参加者それぞれの独特の手法が紹介されるなど、開発に限らず、内容に富んだ会となりました。
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以下は案内文です。
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Abiosso NetworksでChief Software Architectを務める奥井一穂氏をホストにギークサロンを開催します。
今年1月にシリコンバレーに来たばかりの奥井氏は、Web 2.0時代の今日「使えるメモリは数十KB」という非常に制限のあるデバイス上でVoIPエンジンの開発を行っています。今回のサロンでは、このような特殊なデバイス上でのプログラミングとはどのような世界なのか、また「リアルタイム処理」とはいかなるものであるかについて氏が講義します。
「最近渡米してきたばかりで、右も左もまだよくわからないので、当日は技術の話だけじゃなくてシリコンバレーで技術者として生きていくためのTipsなんかについても情報交換できればいいな」と奥井氏。Embeddedな方もWeb2.0な方も、シリコンバレーに根が生えている方も来たばかりの方も大歓迎です。
奥井一穂(おくいかずほ):
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小学校のころからアセンブラでプログラミングするなど、一貫して「ハードに近いところでのソフトウェア開発」が専門。
大手電機メーカー勤務後、2000年に友人とともに起業、MPEG2ビデオデコーダをMMXで開発するなどする。
2005年にIndependent Contactorとして独立してからは、WeblogやRSS Readerなど「上の方」のソフトウェアにも興味を持つように。
2006年に機会を得て渡米。
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日時:9月22日金曜日7時
場所:MUSE Associates
5150 El Camino Real, Suite A-32, Los Altos, CA, 94022
募集人数:15名限定
応募方法:seminar@jtpa.org宛に「奥井サロン参加希望」のsubjectでメールに
てお申し込み下さい。なお、「参加の動機」を1-2行簡単に記載ください。
(「聞いてみたいこと」「話したいこと」など)応募者多数の場合は選考となり
ますのでご了承ください。
食事:軽食が提供されます。
参加費用:賛助会員 無料、一般 15ドル
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