設立1年を記念して、カクテルパーティーを開催しました。ベイエリアのアウトドアの雰囲気が満喫できるPalo AltoのCalifornia Cafeを会場とし、また東芝、HP、TI、スタンフォードと日米で華麗なキャリアを構築され、JTPAのアドバイザーにも就任いただいている西義雄教授の講演も行いました。当日は130人の方にお集まりいただきました。


西義雄教授
スタンフォード大学のプレスリリース
西教授は、現在スタンフォード大学ナノファブリケーション研究所を統括すると共に、テキサス・インスツルメンツ(TI)社のチーフサイエンティストを兼務されています。東芝で20年以上半導体関連の研究に従事、テクノロジー・リーダーとして同社のメモリ製造を世界のトップに押し上げ、その後ヒューレットパッカードに請われて同社の米国研究所の長となり、さらに先端技術専門のULSI Research Laboratoryを設立。1995年にはTIからの招聘を受け、半導体グループの副社長や上席副社長兼研究開発担当ディレクターを歴任。現在のチーフサイエンティストの役職は、TI会社設立以来初めて設けられたものです。
早稲田大学理工学部卒、東京大学電子工学博士号。国際的な技術関連ジャーナルやコンファレンスで約75の論文を発表、9冊の本を共著。米国と日本で50以上の特許を保有されています。
今回は着実に高みへと上ってこられた西教授に、日米にまたがるキャリア構築のご経験を中心としたお話しをしていただきました。