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ある一日
8:30
起床
体調を整えるため、起きてすぐにミネラルウォーターをグラス一杯飲む。
紅茶を淹れ、シリアルを食べながらパソコンに向かい、Wall Street Journal、Yahooなどのオンラインニュースにざっと目を通す。会社のメールをチェックし、簡単な用件に返答を出す。深夜に執行されるデイリービルドシステムからの通知メールを見て、ビルドの結果が’success’であることを確認。先日は、大幅にコード変更をしたのでほっとする。ここで、’fail’の結果があり、ビルドログをチェックして自分が原因であることが判明した場合などは、一日が始まりから慌しくなる。
9:50
出勤。会社まで車で15分程。9:30を過ぎるとハイウェイは非常に空いている。9時前に出勤すると渋滞していることが多く、10分程余計に時間がかかる。私の職場では、技術者は基本的に結果さえ出していれば何時、何処で仕事をしようと全く自由であるので渋滞を避けて通勤することができる。
10:00過ぎ
職場に到着。再度メールをチェック。シリコンバレーより時差が早い支社などからは、出勤前に返答を出したメールに、この頃までに更に返答がきているものもある。
社内共通のスケジュール管理ツールで、一日のスケジュールを確認。
バグデータベースをチェックする。緊急に対応する必要のあるバグが一件入ってる。早速、開発環境をセットしてデバッグを始める。フィックスを完了し、ソースコードのチェックインを済ませるともう12時。
12:00
昼食は、社内にあるカフェテリアのものを自分のオフィスに持ち帰って、仕事をしながら食べることがほとんど。カフェテリアは11:30から1:30まで営業しているが、12:00から12:30は非常に混雑するので、その時間帯は避ける。なので、この日は午後のミーティングのための準備を1時頃までしてから、カフェテリアに昼食を取りに行く。
1:30
昼食を食べながらメールのチェック。ミーティングに備え、プロジェクトの構想を更に練る。
2:00
ミーティング。マーケティング担当者と新規機能について話し合う。
2:45
ミーティングでの話し合いを元にエンジニアリングスペックを数日中に作成するため、要点をまとめ書きしておく。
3:00
午後のこの時間になると雑多な用事が少なくなりコーディングに集中できるので、担当している機能のインプリを始める。
5:00
シアトル支社のQEから、担当機能について質問のIMメッセージが入る。話しが長引きそうだったので、途中からヘッドセットをつけ電話での話し合いに切り替える。機能の動作について言葉で説明しても、なかなか埒があかなかったので、NetMeetingでデスクトップを共有してデモをしながら説明すると、お互いに納得。
6:30
月曜日から木曜日まで、この時間になると社内の一室で、昼の残りを再調理したビュッフェ形式の夕食が無料で提供される。通称「エンジニアご飯」。夜型人間の多い技術者の利用率が高いからか?
会議室で同僚がゲームに興じていたので、エンジニアご飯を食べながら観戦する。
食後仕事に戻る。
8:30
仕事を切り上げ退社。ハイウェイの渋滞は、この頃までにはすっかり終わっており空いている。
9:30
自宅から車で5分程の距離にある24 Hour Fitnessというスポーツクラブに行く。このジムは、名前のとおり24時間営業している。住んでいるマンションにも居住者が無料で使用できるジムがあるのだが、10時に閉まってしまう。帰宅時間が遅くなりがちの私には不都合なので24 Hour Fitnessの会員になっている。
ウォーキングとウェイトのトレーニングを交互にして帰宅。
10:30
シャワーを浴び、本を読みながらハーブティーを飲んでリラックス。
11:30
メールをチェックするためにパソコンの前に座る。と、そのとたんアイドル状態から戻るのを待ち構えていた開発者の同僚からIMメッセージのウィンドウが。。。欧州やインドの支社からはこのタイミングでメールやIMの連絡が来ることが多い。シリコンバレー組みでも夜行性の技術者達はこの時間も活動的だ。プロジェクトのアーキテクチャに関する議論が白熱してしまい、気がつくと深夜を過ぎている。
1:00
目が冴えてしまった。日本の家族に電話をかける。近況報告などをして30分程話す。
2:00
読みかけの本を少し読む。就寝。
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