ジャーナリストである瀧口さんにとってシリコンバレーの最大の魅力は、知的な活動が活発でインプットに事欠かないアイデアの宝庫という点。シリコンバレーは、アイデアのダイナミズムを実感できる街だそうです。お仕事上、様々な方と出会う機会が多い瀧口さんからは、人物を通して見えるシリコンバレー像を伺うことができました。 (インタビュー日: 2002年6月12日)

プロフィール

上智大学外国語学部でドイツ語と国際関係を専攻 雑誌社に就職し,4年間に渡り文化・アート関係を中心に担当
その後フリーランスのジャーナリストとして活躍
1996-1998スタンフォード大学でフルブライト・ジャーナリスト・プログラムによる研究生活経て,現在テクノロジー、ビジネス、社会、文化関連一般に関する執筆を行いながら、日本とシリコンバレーを往復する生活

インタビュー

Q: ご自身の簡単なご略歴を教えてください。
A: 上智大学外国語学部でドイツ語と国際関係を専攻 雑誌社に就職し、4年間に渡り文化・アート関係を中心に担当、その後フリーランスのジャーナリストとして活躍。1996-1998スタンフォード大学でフルブライト・ジャーナリスト・プログラムによる研究生活経て,現在テクノロジー、ビジネス、社会、文化関連一般に関する執筆を行いながら、日本とシリコンバレーを往復する生活
Q: シリコンバレーでお仕事をするまでの経緯を教えてくださいますか?
A: 日本で出版社の編集者として働いた後、フリーランスになりました。フリーランスだと、自分の好きな人に取材ができるという点が良いと思ったのです。しかし、問題点は時間に追われ、インプットが少ない割にアウトプットが多すぎることでした。そこで、自分の時間を確保して新しいことを学ぶために、フルブライトのジャーナリスト・プログラムを利用して留学することを決めたのです。

インタビュアー感想 :石川智子

文系・理系という枠、日本・アメリカという枠、会社という枠、様々な枠にとらわれずにたくましく活動なさる瀧口さんのお話は、シリコンバレーを客観的に見つつも、日々の活気を多方面に伝えるという社会的に重要な役割を担っていらっしゃる力強さを感じることができました。