皆様、こんにちは。
先日の佐中薫さんのギークサロンの、斉藤圭さんによるレポートをお送りします。
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今回のギークサロンは、佐中薫さんから光量子コンピューティングについてのお話でした。
まずは、量子コンピューティングとは何か、という基本的な説明があり、そのあと、それをどのように生かせるかという理論的な側面と、どのように実現するかというハードウェア的な側面からの、それぞれの歴史的背景や現在の状況、未来の展望についてのお話がありました。
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3月12日金曜日 午後7時 Palo Alto
3月のギークサロンでは、スタンフォード大学にて光量子コンピューターの研究をされている佐中薫氏を講師にお迎えします。
量子コンピューティングは現在の最速スーパーコンピューターで数千年かかっても解けないような問題を数十秒でこなすことができる未来のコンピューター技術です。
この機会に動作原理と最先端の研究状況を理解しておきましょう。
スピーカー: 佐中 薫 / さなか かおる
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東京大学・総合文化研究科で博士課程修了後、ウィーン大学・実験物理学研究所でポスドク研究員。この間、光学結晶を用いた量子コンピュータのゲート開発に従事。現在、スタンフォード大学・ギンツトン研究所リサーチアソシエート。光半導体素子を用いた量子コンピュータの基礎実験に従事。
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2月26日金曜日 午後7時 Palo Alto
今年最初のギークサロンは、Appleでモバイルデバイス設計の専門家として活躍されている、矢部修氏にホストしていただきます。次々と新製品が発売され目が離せないモバイルデバイスの世界、この機会に理解を深めましょう。
スピーカー: 矢部 修 / やべ おさむ
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2003年東京大学工学部機械工学科卒。在学中はベンチャー企業で学生正社員となり、ウェブマスターから営業までこなす。2003年ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ入社、入社後は一貫して日本国内au向け携帯電話の機構設計に携わる。関わった機種は6年で6機種。ヒンジの設計が得意。2009年、小さい頃からあこがれだったAppleにProduct
Design Engineerとして転職・渡米。
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今年最後のギークサロンはNECの桂島航さんをホストに迎えて、ストレージシステムの最新状況について語っていただきました。
以下、竜盛博さんによるレポートをお送りします。
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今回の講師の桂島さんは、研究所でストレージ仮想化技術に携わった後に、自ら提案したグリッドストレージ製品 HYDRAstorのプロダクトマネジメントをするために北米に赴任してきたという輝かしい経歴の持ち主です。ともすると無味乾燥なスペックや専門用語の羅列になりがちなストレージ技術の説明ですが、取っ付きやすい部分を導入としつつ技術の肝はしっかり押さえてあり、またところどころ苦労話や裏話も混ぜてリラックスした雰囲気で進められた、丁寧に練られた内容のサロンでした。
12月11日金曜日 午後7時 Palo Alto
今年最後のギークサロンは、NECでストレージシステムの専門家として活躍されている、桂島航氏にホストしていただきます。
Solid State Driveを搭載したノートパソコンが普及の兆しを見せるなど、ストレージシステムは今目が離せないホットな分野です。
ギークサロンに参加して、最新情報に追いついておきましょう!
スピーカー: 桂島 航 / かつらしま わたる
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NEC入社後、研究所にてストレージ仮想化などの研究に従事。
その後、研究所のグリッドストレージ研究成果を利用した新製品を企画。
企画が承認されると米国に渡り、以降4年間、グリッドストレージ製品HYDRAstorのProduct Managerとして製品開発と事業立上に携わっている。
HYDRAstorは、Storage MagazineのProduct of the Year(*)、日刊工業新聞十大新製品賞などを受賞し、国内外でその技術先進性に高い評価を受けている。
(*)Backup and Disaster Recovery Hardware部門
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11月20日金曜日 午後7時 Palo Alto
11月の JTPA セミナーは、JTPA のファウンディングメンバー・
ボードメンバーでもある渡辺千賀氏によるひさしぶりの講演です!
スタンフォードMBA取得後、マッキンゼーでの活躍を経た後、
現在 コンサルティング会社 Blueshift Global Partners のファウ
ンダー・社長として、技術関連事業での日米企業間アライアンスと
先端技術に関する戦略立案を行っている渡辺氏。
「IT関連では、日本企業がアメリカで成功した事例はほとんど
ありません。そんな中で、10年以上日米間の事業開発にかか
わってきた経験に通して考え てきた、『成功の確率を上げる方法』
についてお話したいと思いますが、同じような経験をしてきた
参加者の皆さんと活発に意見交換もしたいと思います。」
10月9日金曜日 午後7時 Palo Alto
10月ギークサロンは、300を超える楽曲・CD をリリースし続け、
SEGAのゲームサウンド技術にも携わり、現在はゲーム向けミドル
ウェア開発の米国法人にてご活躍中の本間清司氏 (http://honmax.com)
にホストしていただけることになりました!
■スピーカー: Seiji Honmax (本間 清司 / ほんま せいじ)
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学生の頃から音楽制作・DJ活動を行い、リリースした作品は300を超える。
大学院では情報圧縮の研究を行う。卒業後、SEGAのAM2テクニカル・リサーチセクションにてゲーム開発の現場で必要とされるサウンドの技術支援を行う。その後、2002年に独立し携帯電話向けのシステム開発・コンテンツ制作を行う会社を起業。軌道に乗せた後、2007年に渡米。ゲームのミドルウェア開発を行うCRI Middleware米国法人勤務。
http://honmax.com
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