立野さんキャリアカウンセリング
 研究者としての働き方が聞けてとてもためになりました。ありがとうございます
 自分の考えていることが間違いではないということを言っていただいて大変勇気づけられました。また、これからの自分のキャリアを今までよりもより具体的に描けることができるようになり、大変よかったです。立野さんありがとうございました!
「キャリアコンサルティングの現場から」(立野智之さん)
 非常に面白かったです。すべて面白かったので、特にとは言えないですが、「日本がシリコンバレーになる時(東大の人がベンチャーに行った時に、特に、周りの人がすごいと言う社会)」が日本社会の仕組みの根深さを感じ、面白かった。
 まだまだ若造の私には立野さんの言葉が非常に実践的であったと同時に、シリコンバレーで働いてはる方全員に共通している事だと思うのですが、特に立野さんは仕事をそして人生を非常に楽しんで生きているという事がひしひしと伝わってきて言葉の一つ一つに説得力がありました。
 プレゼンであったほとんどの事が参考になりました。彼女居ないときはヨットにお世話になろうと思いました笑。キャリアアップの地図は知らなかったら、恐ろしいですね。自分の市場価値を知る客観評価方法の項目、SVも学歴社会、わくわくする仕事をボーダレスな仲間と世界一の土俵でお金を稼ぐプロ、MBAはトップの学校のネットワークのみが魅力、日本のいい点と悪い点を補う方法。プレゼンも回答も鮮やか。
 とても明快なセミナーで、こんなんだったら自分もキャリアの相談をすれば良かったかもしれないと少し後悔しました。このツアーに参加したら何でもやってみるべきだと思います。このセミナーは来年からベンチャーで働く自分にとってはとてもリアリティーがありかつ勉強になる内容でした。 このセミナーで印象的だったのは二つあります。一点目はCEOといったExecutiveな役職になる人はEngineering、Marketing、Business Devのセクションにいることが多いということ。二点目はプロフェッショナルが「好きなことをして、お金を稼ぐこと」ができる人たちだという言葉でした。
「シリコンバレーのバイオ業界とキャリアパスの構築-研究者としての経験」(金島秀人さん)
 研究者から経営者という日本ではまだ希有なキャリアパスを経られた方のお話を直に聞く事ができたのは貴重な経験でした。ただ、バイオ業界の動向などはどちらかと言えば私達参加者が事前に勉強しておくべきことであったので、その時間を金島先生が研究者から経営者へとシフトする過程で何を想い、何をされてきたのかと言う話に割り振って頂けるとよりうれしかったです。
 学歴・職歴・職能の関係が整理されていて分かりやすく、違う業界でもアメリカにおけるキャリアアップという意味では同様に参考にできると感じた。
 バイオは専門外で、バイオベンチャーの現状もちょっと聞きかじった程度だったので、なかなか難しくもあったが、産学官連携や技術移転の話と絡めていただいたので、自分の興味のある分野ともつながり、実として伝わってきた。
 インキュベータ会社がどういうものであるか概観できた。いくつかの産業が融合するところにチャンスがあるという話で、電気機器メーカーの自分にとって、バイオ業界と融合して何ができるか考えた。
パネルディスカッション(湯浅圭さん、佐藤真治さん、神谷アントニオさん)
 神谷様の「結婚もあり」という言葉のインパクトが他の発言を打ち消してしまいましたが、自分で考え行動し実感しないと何も始まらないという趣旨は今までのセッションどおり。苦労話やSVの嫌なところを聞いてみたかったです。
 このパネルディスカッションは、最も記憶に残ったセッションの一つです。それは、一つには三人の方がそれぞれまったく異なる価値観に基づいて行動されているように見受けられたからです。パネラーの方々に限らず今回のJTPAではあれだけ多様な方々がいるのに今現在こうしてシリコンバレーに集まっている、逆に皆さんをシリコンバレーに惹きつけた共通の魅力とはなんなのか、という事を改めて考えさせられられました。
 ”研究者、起業家、技術者というまた良い組み合わせの方々の色々な意見が聞けて面白かったです。パネラー同士で意見交換が活発でよかったです。
湯浅さん 会社と個人の簡単な比較は、意外に自分としては盲点があったので参考になりました。
神谷さん 独立するときの根拠のない重要が重要、失っても無視できる程度のものかどうか判断する、メンターを見つけるというのが参考になりました。
佐藤さん 3年おきに転職するという生き方は、自分の常識外だったので、驚きました。”
 ここでもお三方に共通して感じたのは、みなさん自分の直感を大切にしてここまで来た方たちなんだろうなということです。佐藤さんが3年に1回は仕事を換えたいと言っておられたも印象的でしたし、湯浅さんのHPもしくはアメリカの企業で働くとはどういうことかというお話、そして神谷さんが『根拠のない自信』が非常に重要だと強調されていたのが心に残っています。
「なぜ私もシリコンバレーか」(戸谷茂山さん)
 とかくシリコンバレーと言うとITやバイオなどのハイテク産業ばかりが注目されがちですが、違う視点から見たシリコンバレーの話、特に新興IT産業から建築業界が受けた影響に関する話は興味深かったです。それは日本社会がシリコンバレーから学べるものにも繋がってくると考えるからです。また、特に『プロフェッショナルとは何か』という話はこれからプロフェッショナルを目指すものとして非常に胸に刺さるものがありました。自分が仕事をする上で決して忘れてはならない一線、を学びました
 失礼な言い方ですが、かっこいいオヤジだなと。業界は違うが自分もあんなふうになりたいなと。SUNとのやり取りを伝える戸谷さんの口調や立ち居振舞いからはシリコンバレーの職場の心地よい雰囲気を感じ取ることができ、非常に印象的でした。と同時に厳しい責任追及や訴訟社会の怖さも伝わってきて身の引き締まる思いでした
 プロフェッショナル・プロファイリングはなかなか興味深かった。あの場で皆がそのテストを実際に受けられたらもっと面白いと思う。大きなリスクを背負っておられる状況を、淡々と語ってらしたのが印象的だった。実際にそのリスクが脅威として表面化した場合のエピソードも聞いてみたい。
 これまでのITやバイオといった先端テクノロジーに関する仕事をされている人たちの話が中心だったので、建築という語弊を恐れず言えば熟れた世界の話は新鮮だったと共に、シリコンバレーで働く際には特に先端テクノロジー以外の仕事、とにかく自分の強みが活かせる仕事を探すことが重要なのだと感じました。 また発注元であるシリコンバレーの企業は一般的な企業とは違って建築するに当たってかなり深いところまで突っ込んでくるところに、シリコンバレーのパートナーシップの取り方を感じ取ることができました。シリコンバレーの持つ文化のようなものは先端テクノロジーに限らず伝搬していることが印象的でした。
総括セッション「ツアー全体を振り返って」(梅田望夫さん、渡辺千賀さん、村山尚武さん)
 ご三方のお話は、今までのツアーを振り返り、まとめる内容で非常に良かったです!魅力的な方ばかりなので是非一人一人別のセミナーを設けても良いと感じた。印象に残っている言葉として、渡辺さんの「昔のキャリア=川のカヌー、今のキャリア=湖のボート」また、梅田さんの「成功した人は、自分をより良い環境に置く努力をした人」、村山さんの「価値観は人に会うことで形成される(特に振れ幅が大きい人)」があります。
 セッションを聞いて、今後どうするかは結局自分の力と決断にかかっていること、計画してもあまり先のことは分からない、SVの多種多様な考え・感じ方をする人に触れて自分で考えるしかないという結論になりました。他のセッションではスピーカーのキャリア説明や専門分野の見地からコメントしていたので、雑談っぽく総括や質疑応答ができ面白かったです。日本とアメリカのギャップやよもやま話のセッションが一つあるとセッションの息抜きになるし、夜の部に参加しにくい人も楽しめるのではないでしょうか。
 終わってしまうと本当に一瞬だったなと言う事を痛感しました。総括と言いながらやはり皆さん好き勝手に意見をおっしゃるところにシリコンバレーやアメリカにおける社会的な多様性と言うものを改めて感じ、その雰囲気に圧倒的な魅力を感じつつ、多様性と口では軽々しく言いますがまだまだ自分にはそれを受け入れる度量が足りてないなと言う事を認識しました。
 人生どうなるかわからない、見えてもこの先3年(3ヶ月?)が限界、だからVantage Pointに立つことを目指すのだ。という明快かつ非常に含蓄のある言葉が、お会いした日本人の方に共通して当てはまることのようであり、また今回のツアーから自分が得た事を端的にあらわしています。
 たくさんの重要なことが詰まってました。決断する事が苦手な人のための練習法、いろんな人に触れることは自分の反応を見る自分の価値観を知ること、誰も10年先のはっきりとしたビジョンをもってはいないと念を押されたこと、今よりも少しでも自分を育ててくれる環境に飛び込む勇気が絶えず必要、パートナーがいないうちに色々やっておく、夫婦両方とも学問をがんばり子供を養うことなど、総括にふさわしかったです。
 シリコンバレーの縮図のような、三日間の多種多様な人の講義を回想しながら、3人の話を聞いた。三日間を整理するのに非常に役立ったセッションだった。環境の変化を積極的に利用しながら、自分の力が最大限引き出される場所を見つけ、自然体でキャリアを積んでいきたいと感じた。
 まず、渡辺さんが『私は文句を言わない、文句を言わないと自分の中でそれが煮えたぎってエネルギーになる。また、もし文句を言ったら事実が捻じ曲がってしまう。』と言われていたのが印象に残っています。渡辺さんの個性にはただ圧倒されるばかりでした。あと、梅田さんが、原さんは戦略的にキャリアを今まで構築してきたわけではなくて実は自分の向上心ゆえに戦略的に見えるキャリアになっているんだと指摘されて、なるほどと思いました。『今より少しでも見晴らしのよいところへ行く』これがSVに来た皆さんの大きな動機なのだ。そして、そのチャンスが来たときに直感を働かせて皆さんはつかんだのだとそのとき私は理解することができました。
 振り返りは一杯言いたいことがあったのですが、うまく言えなくて完全に消化不良でした。渡辺さんの『文句を言わない』ということは自分への戒めとして、プロフェッショナルとしての意地みたいなものがヒシヒシと感じました。日本に帰って自分にあてはめて考えることが多いのですが、如何に自分が文句や愚痴の多い人間かに驚かされ、良い教訓だったと思います。また梅田さんのVantage Pointの話は以前ブログで拝見していたので、ある程度分かっていたつもりですが、よりリアリティーを持って聞くことができました。
JTPAレセプション(@金島邸)
 セミナー中には直接お会いすることがなかったスタッフの方々ともお話ができ、特に自分と年代的に近い方々のお話を聞けたのはただ単に知識を吸収できただけでなく、自分のモチベーションを高められたという点で重要でした。改めてこのような場を提供していただいた金島先生および準備をしていただいた方々には感謝の念を禁じえません。
 これぞホームパーティっていう感じでいろんな方と楽しく有意義なお話ができてよかった。松原さん、赤間さんをはじめボランティアの方々には移動でもお世話になりました。素晴らしい場をご提供いただいた金島さんにも感謝、感謝です
 とてもアットホームな雰囲気の中で楽しい時間を過ごせた。金島さんをはじめレセプションの開催に協力された家族の方々に感謝したい。梅田さんとじっくりと話をさせていただいたことが最も記憶に残っている。
 多くの講師の方々、そして他の参加者の方々と交流できた素晴らしい機会でした。具体的な自分の方向性のための情報も頂くことができ、最後に良い機会を頂けたと感謝しております。