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泉卓也氏と「エンジニアに伝えたい! 特許のおもしろさ」について語る

5月のギークサロンでは 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)シリコンバレー次長の泉 卓也氏をお迎えします。

NEDOシリコンバレーに特許庁より初めて派遣された泉氏は、次長としてテクノロジーと知財の調査を担当されています。シリコンバレーにて知財ネットワークの構築に尽力され、知財勉強会をこれまで15回開催するなど日本の知財人材とローカルの知財人材とをつなげる試みを続けられています。

当日はテック企業やスタートアップの特許の使い方を中心にお話を伺います。例えばグーグルやマイクロソフトがどのように特許を使っているのか、スタートアップはどのように知財を保護し、VCは知財をどのくらい評価しているのかといったポイントをご解説頂きます。

その上で、テスラの特許開放にどのような意味があるのか、アップル対サムソンなどの特許訴訟はどのように評価されているのかといった最近の話題について、あるいは機械学習やブロックチェーンなどの分野における特許保護や自動車がIT化するなかでの特許分野の課題などについてもお話頂きます。エンジニアにとって特許は身近な存在ですが、今回のサロンを通じてさらに身近に感じてもらえるのではないかと思います。

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金子陽三氏と「テクノロジーとプラットフォームの変化への対峙」について語る

4月のギークサロンではユナイテッド株式会社 代表取締役社長COOの金子 陽三氏をお迎えします。

ユナイテッドは各種のネットサービス/アプリやオンラインの広告プラットフォームを運営するほか、老舗のVCとして長くからスタートアップ企業への投資・ファンドの運用を行なってきました。インターネット黎明期の1998年に西川潔氏によって株式会社ネットエイジとして創業された後、2006年には東京証券取引所マザーズに上場し、2012年に現在の名前に変更されています。

金子氏は「日本を代表するインターネット企業になる」というビジョンのもとにアドテクノロジーの日本での普及を大きく推し進め、上場後の一時期は20億円と低迷していた同社の時価総額を現在は340億円まで回復させるなど経営者としても非常に優れた手腕を発揮されています。またVCとしても創業当時のメルカリに3億円の出資を行うなど、まさに激動のインターネット時代で大きな活躍をされてきています。

例えばインターネットと広告は切っても切り離せないほど密接なつながりを持っていると思います。アドテクノロジーとは、広告を載せる媒体と、媒体を見る人と、広告の提供者の3者を瞬時に結びつけてお互いの利益を最大にする技術の総称です。金子氏はこのアドテクの黎明期に各種のメディアを横断的に最適化する仕組みを作り上げるなど画期的な変化を導いてきました。当日はユナイテッドや他の日本のインターネット企業を事例としつつ、複数の事業を経営する場合のポートフォリの作り方や、いかに変化へ対峙していくかについてなどをお伺いします。

皆さまのご参加をお待ちしております。

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橋本一郎氏と「テクノロジーが変える高等教育の未来」について語る

2019年第一回目のギークサロンでは在サンフランシスコ日本国総領事館領事の橋本一郎氏をお迎えします。

UdacityやCourseraといったオンラインの教育サービスについて耳にされたことのある方も多いと思います。これらはMassive Open Online Course (MOOC)と呼ばれており、シリコンバレーやボストンから拡がり、近年では、アイビーリーグ級の有名大学が完全オンラインの修士課程プログラムを提供し始めたことで話題となっています。中でもUdacityは10億ドルの評価額を受けて1億500万ドルの調達に成功しており、今後の業界の動きに大きな注目が集まっていると言えるでしょう。

橋本氏は文部科学省にて科学技術イノベーション政策や環境エネルギー政策などに携わられた後にミシガン大学にてMBAを取得。そして再び文部科学省にて量子科学技術戦略の立案に携わられた後に在サンフランシスコ日本国総領事館に赴任されました。同省からの出向としては初めてであり、また橋本氏は東京大学数理科学研究科にて修士課程を修了されるなど理系のバックグラウンドもお持ちです。

当日は、黎明期よりビジネスモデルを進化させ、成長を続けるMOOCの最新動向をご紹介頂きながら、なぜMOOCがこれほど急激に成長したのかついて解説を頂きます。またMOOCのもたらした変化についてや今後テクノロジーが高等教育をどのように変えていくのかについてなど、橋本氏のご考察を伺う予定です。

 

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野村 泰紀先生と「マルチバース宇宙論」について語る

11月のギークサロンでは UCバークレー教授・バークレー理論物理学センター長の野村 泰紀教授をお迎えします。野村先生は素粒子論及び宇宙論の専門家で、非常に優れた功績を果たしたとして2017年に米国物理学会フェローにも選出されています。

また野村先生はマルチバース論(多元宇宙論)を古くから提唱されています。野村先生の著者によりますと、”我々が生きる「この宇宙」は、物理法則も次元の数も異なる無数の「宇宙たち」の一つにすぎず、それら多くの宇宙においては素粒子の種類や性質、それを支配する法則までもが我々の宇宙とは異なっている”とのことです。いわゆる我々の思う宇宙というものは、複数生まれながら膨張していく沢山の異なった宇宙の中の一つの宇宙に過ぎないというイメージでしょうか。

このマルチバース宇宙論は当初とっぴなものとして受け止められたものが、20世紀末から本格的に行われた詳細な宇宙観測と、超ひも理論やインフレーション理論といった最新の理論物理学の進展に合わせて改めて検証され矛盾のないことが分かり、近年になって急速に受け入れられつつあります。そのため近年では各種の科学雑誌やテレビなどでの取材も多く、皆様の中にも目にしたことのある方も多くおられると思います。

当日はその理論物理学の最先端となるマルチバース宇宙論について、一般の方に向けてより分かりやすくまた科学的な説明を合わせてお話を頂く予定です。

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JTPA Tech Talks Vol.4 ”シリコンバレー テック界で活躍する女性エンジニア3氏が語る”


マシンラーニングや大規模分散データベース、次世代バッテリーなど、シリコンバレー現地テック企業にて活躍中の3人の女性エンジニア/リサーチャーをお招きします。御3方とも日米でのキャリアをお持ちですが、現在も現地テックシーンの最前線でご活躍されています。

どのようにしてキャリアを作ってきたのか、現地で働く上でどのような工夫をされているのか、またこれからのテック業界はどのようになっていくのかなどについてパネル形式でお話を伺います。

また質問を受け付ける時間も多めに取る予定です。これからキャリアを作ることを考えている学生やエンジニア志望の方、また現在同じ業界で働いている方など幅広い方にお越し頂き、社会人と学生の交流の一助ともなれば幸いです。(写真は一昨年に行われたJTPA-JSSのミートアップより)

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High Productivity Application Platform as a Service (hpaPaaS) とIoTの最新技術動向について

JTPA共催のセミナーです。KDDI、ソラコム、キントーンの3社から最新のIoT+クラウド技術製品について紹介します。

セミナーの終盤で、クラウドサービスの最先端である High Productivity Application Platform as a Service (hpaPaaS) の領域でKDDIxSoracomxKintoneの3社の技術を組み合わせた最先端技術によるデモを披露します。

*Application Platform as a Service (hpaPaaS): 生産性を重視し、システムインフラに依存せず、専門的なプログラミングスキルを必要とせずに高速開発できるサービス
http://resources.kintone.com/gartner-hpapaas-magic-quadrant-2018

■KDDIからはクラウド型遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx Cloud」を紹介します。
 「VistaFinder Mx」は、遠隔の作業現場からスマートフォンやタブレット、モバイルPCなどで撮影した映像を様々なネットワーク回線を使って、簡単、安全、高品質に生中継する遠隔作業支援システムです。ライブ映像・音声による作業指示や確認、現場映像の記録を独自の高画質動画転送技術により安定した品質で中継できます。さらに独自のマーカーレスAR技術によって作業現場側へのリアルタイムでの指示を行うことができ、業務利用に最適なソリューションを提供できます。

■ソラコムはKDDIの通信技術を活用したIoT通信プラットフォーム「SORACOM」を提供しています。
 SORACOMはIoT/M2M向けワイヤレス通信を提供するプラットフォームです。セルラー、LPWA(LoRaWAN、Sigfox)を、1回線からリーズナブルにご利用いただけます。ウェブコンソールやAPIを通じて一括操作・管理することができ、IoTシステム構築に必要となるセキュリティやデバイス管理、クラウド連携などのサービスが用意されています。少ないリソースでスピーディにIoTシステムを構築することができ、ソラコム/KDDI両社の連携によりグローバルなIoTプラットフォームの構築を強力に推進しています。

■「kintone」は自社の業務に合わせたシステムを簡単に作成できるクラウドサービスです。
 開発の知識がなくても業務アプリを直感的に作成でき、チーム内で共有してコラボーレションツールとして使えます。社員間のつながりを活性化する社内SNSとしての機能も備えているためスピーディーに情報共有ができます。

 一見難しそうに見えるSORAKOM, Kintoneの両サービスですがクラウドの進歩により業界トレンドである「ノーコード」「ローコード」を実現しています。新たなクラウド/コラボレーションツールの世界を事例や技術情報中心にご紹介します。


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小池 良次氏と”米国商業ドローン”と”空飛ぶ車”のホット・トレンドについて語る

ここ数年、空を取り巻くビジネスは大きな変化に見舞われています。米国の空にはホビー・ドローンを含め100万機以上が飛び交い、米国政府は商業ドローン普及のため、日本における国家プロジェクトにあたる利活用実験計画を10プロジェクト同時に進めるなどの積極姿勢を示しています。そして商業ドローンはいよいよ配送サービスなどを射程に入れ始めました。

一方、ドイツと米国は「空飛ぶ車(eVTOL、電動垂直離着陸機)」の開発で激しい競争を展開しています。ドイツではリリウム社とボリコプタ社がパイロットによる有人飛行に成功し、現在実験飛行を進めています。一方、米国ではグーグルの共同創業者ラリー・ページ氏が支援するサイドキック社のカロー(Caro)がテスト飛行を進めるほか、日本のトヨタ自動車が出資して注目を浴びるジョビー社のS4もカリフォルニアで有人飛行試験を繰り返しています。

小池氏は米国のインターネットや通信業界を専門とするジャーナリスト/コンサルタントとしても著名で、数々の著作・連載をお持ちです。当日は小池氏に急速に広がる空のビジネスについてお伺いします。

■参加申し込みはmeetupより:
[ https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/253358450/ ]

8/10 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場 / ネットワーキング、19:30より小池氏のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてスタッフまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さい。 >> www.jtpa.org/faq


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川村 秀憲先生とAI/マルチエージェントシステムについて語る

7月のギークサロンでは、北海道大学 調和系工学研究室 にてAIやマルチエージェントシステム等の研究をされている川村秀憲 教授をお迎えします。川村先生は研究成果として多数の論文を発表する傍ら、その成果を社会実装し実際に人々の役に立てるように多くの活動をされています。

川村先生は小学校2年生よりプログラミングを始め、プログラミングや人工知能の研究をするために大学に入学。ご自身での開発を進めつつも自分の能力を超えたものを作りたいと思うようになり、ニューラルネットワーク、機械学習などへの興味を経て、創発的計算や複雑系工学にまで分野を広げられています。現在では同研究室にて、マルチエージェントシステムを対象に理論だけでなく設計から実装、社会への応用までの実践的な研究を行われています。KDDI研究所や日立ソリューションズなど企業との共同研究や研究成果の提供実績も非常に沢山あり活発に活動をされています。

当日は先端の人工知能の研究成果をご紹介頂き、同研究室にて開発されてきたマルチエージェントやディープラーニングシステムについて技術的な詳細や社会実装への取り組みについてご紹介頂きます。

■参加申し込みはmeetupより:
[ https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/252860541/ ]

7/27 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場/ネットワーキング、19:30より川村先生のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてスタッフまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さい。 https://www.jtpa.org/faq


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JTPA ギークサロン 松本 佳彦先生と「『新しい数』の作り方」について語る

6月のギークサロンでは、スタンフォード大学数学科にて微分幾何学を研究されている松本佳彦先生をお迎えします。松本先生は大阪大学にて線形代数や幾何学を教えていた傍ら、高校生のための公開講座や一般向けの勉強会で講演されたりと幅広く活動されています。

数学や幾何学と聞くと全く別世界のように感じられてしまうかもしれません。ですが、数学における新しい概念の発見は、巡り巡って我々の生活に大きく役立ってもいるのです。例えば複素数についてはご存知の方も多いと思いますが、初めて触れた頃のことを覚えていらっしゃいますでしょうか?「2乗して-1になる数が実は存在するのだと考えてみる」ことがその始まりでした。複素数は一種の「新しい数」で、にわかには受け入れがたく感じることもあると思います。しかし複素数の発見は、電子回路設計やロボット制御、そしてその他数え切れないほど多くの分野の発展につながっています。

当日は「二重数」や「超現実数」といった聞き慣れない概念を例として、数学において新しい数(概念)をどうやって作っていくのかについてお話し頂きます。より具体的には、そういった新しい数を「仕様」と「実装」という観点から整理することを試みます。そうすることで、普段使っている「実数」、不思議な「複素数」、そしてもっと奇妙な「二重数」や「超現実数」を、同じ視線から眺められるようになるのではないかというのが松本先生の目論見です。松本先生によれば、 “見慣れた存在である実数と地続きのところに、少々ぎょっとするような存在がある。数学とは、そういうものを「見える」ようにして、認識できる世界を広げる学問である” とのことです。

また、松本先生の研究されている分野について、そして数学者の悩みや喜びについてなど、幅広くお話を頂く予定です。

■参加申し込みはmeetupより:
[ www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/251623091/ ]

6/29 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場、19:30より松本先生のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてスタッフまでご連絡下さい。


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JTPA ギークサロン 内海 洋輔先生と「重力波と電磁波で探る宇宙の謎」について語る

2月のギークサロンでは SLAC National Accelerator Laboratory (米国 SLAC 国立加速器研究所)にて、Research Scientistとして米国の次世代天文観測所の開発プロジェクトに従事する内海洋輔氏をお迎えします。

ビッグバンで宇宙が始まった瞬間からこの世界は多様な元素で満ちていたわけではありません。137億年の歴史の中でどのように元素が生成されてきたかということは実は難しい問題です。その中でも鉄よりも重たい元素(たとえば金やプラチナなど)がどうやって作られたのかは大きな謎とされていました。

そしてこの謎にせまる大きな突破口として注目されているのが重力波の観測です。時空間の歪みを観測することで重力波を検出することができるのですが観測は非常に難しく、観測に成功するたびに世界中で大きな話題となりました。

内海氏は広島大学で日本の重力波追跡観測網J-GEMのサービスの管理人を務めてられてきました。また、広島大学が中国と共同で進めてきた広視野ロボット望遠鏡設置プロジェクト「HinOTORI」の推進において中心的な役割を果たされています。当日は重力波や宇宙についてのお話から、古来より生成が不可能であるとされていた「金」がどのようにして生成されたのかの謎についてなど、内海氏に分かりやすくお話し頂きます。

■参加申し込みはmeetupより:[https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/247709683/]

2/23 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場、19:30時より内海氏のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生は無料になります。その場合はmeetupにてスタッフの浜本か山中までご連絡下さい。


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