カテゴリー: JTPAセミナー Page 2 of 6

JTPAギークサロン 矢戸 知得氏と「エッジAIプラットフォーム」について語る

11月のギークサロンではスピーカーの予定を変更して NVIDIAにてテクニカルマーケティング・マネジャーとして勤められている矢戸氏をお迎えします。

矢戸氏はソニー株式会社にてGPSカーナビゲーションシステムやタブレットの組み込み開発に携わった後、ソニー・コンピューターエンターテインメントにて家庭用ゲーム機の周辺機器の商品企画を担当されました。その後NVIDIAにてエンジニアとしての知見を活かしながら、NVIDIAの技術や取り組みについて周知する活動に従事後、2017年4月よりUS本社にてエッジ デバイス用のAIコンピューティングプラットフォームであるJetsonのプロダクト・マーケティングを担当されています。

当日はエッジ・コンピューティングについてのご紹介と、NVIDIAのエッジAI入門用のオープンソースプロジェクトであるJetBotプロジェクトについてご解説頂きます。JetBotプロジェクトは部品リストやパーツの3Dプリンタ設計データなどが公開されたAIロボットキットで、日米の大学やコミュニティでディープラーニングの入門用教材としても利用されています。当日は同プロジェクトで公開されている自動運転モデルのアーキテクチャなどについてもお話し頂く予定です。

 

続きを読む

High Productivity Application Platform as a Service (hpaPaaS) とIoTの最新技術動向について

JTPA共催のセミナーです。KDDI、ソラコム、キントーンの3社から最新のIoT+クラウド技術製品について紹介します。

セミナーの終盤で、クラウドサービスの最先端である High Productivity Application Platform as a Service (hpaPaaS) の領域でKDDIxSoracomxKintoneの3社の技術を組み合わせた最先端技術によるデモを披露します。

*Application Platform as a Service (hpaPaaS): 生産性を重視し、システムインフラに依存せず、専門的なプログラミングスキルを必要とせずに高速開発できるサービス
http://resources.kintone.com/gartner-hpapaas-magic-quadrant-2018

■KDDIからはクラウド型遠隔作業支援システム「VistaFinder Mx Cloud」を紹介します。
 「VistaFinder Mx」は、遠隔の作業現場からスマートフォンやタブレット、モバイルPCなどで撮影した映像を様々なネットワーク回線を使って、簡単、安全、高品質に生中継する遠隔作業支援システムです。ライブ映像・音声による作業指示や確認、現場映像の記録を独自の高画質動画転送技術により安定した品質で中継できます。さらに独自のマーカーレスAR技術によって作業現場側へのリアルタイムでの指示を行うことができ、業務利用に最適なソリューションを提供できます。

■ソラコムはKDDIの通信技術を活用したIoT通信プラットフォーム「SORACOM」を提供しています。
 SORACOMはIoT/M2M向けワイヤレス通信を提供するプラットフォームです。セルラー、LPWA(LoRaWAN、Sigfox)を、1回線からリーズナブルにご利用いただけます。ウェブコンソールやAPIを通じて一括操作・管理することができ、IoTシステム構築に必要となるセキュリティやデバイス管理、クラウド連携などのサービスが用意されています。少ないリソースでスピーディにIoTシステムを構築することができ、ソラコム/KDDI両社の連携によりグローバルなIoTプラットフォームの構築を強力に推進しています。

■「kintone」は自社の業務に合わせたシステムを簡単に作成できるクラウドサービスです。
 開発の知識がなくても業務アプリを直感的に作成でき、チーム内で共有してコラボーレションツールとして使えます。社員間のつながりを活性化する社内SNSとしての機能も備えているためスピーディーに情報共有ができます。

 一見難しそうに見えるSORAKOM, Kintoneの両サービスですがクラウドの進歩により業界トレンドである「ノーコード」「ローコード」を実現しています。新たなクラウド/コラボレーションツールの世界を事例や技術情報中心にご紹介します。


続きを読む

JTPA ギークサロン 松本 佳彦先生と「『新しい数』の作り方」について語る

6月のギークサロンでは、スタンフォード大学数学科にて微分幾何学を研究されている松本佳彦先生をお迎えします。松本先生は大阪大学にて線形代数や幾何学を教えていた傍ら、高校生のための公開講座や一般向けの勉強会で講演されたりと幅広く活動されています。

数学や幾何学と聞くと全く別世界のように感じられてしまうかもしれません。ですが、数学における新しい概念の発見は、巡り巡って我々の生活に大きく役立ってもいるのです。例えば複素数についてはご存知の方も多いと思いますが、初めて触れた頃のことを覚えていらっしゃいますでしょうか?「2乗して-1になる数が実は存在するのだと考えてみる」ことがその始まりでした。複素数は一種の「新しい数」で、にわかには受け入れがたく感じることもあると思います。しかし複素数の発見は、電子回路設計やロボット制御、そしてその他数え切れないほど多くの分野の発展につながっています。

当日は「二重数」や「超現実数」といった聞き慣れない概念を例として、数学において新しい数(概念)をどうやって作っていくのかについてお話し頂きます。より具体的には、そういった新しい数を「仕様」と「実装」という観点から整理することを試みます。そうすることで、普段使っている「実数」、不思議な「複素数」、そしてもっと奇妙な「二重数」や「超現実数」を、同じ視線から眺められるようになるのではないかというのが松本先生の目論見です。松本先生によれば、 “見慣れた存在である実数と地続きのところに、少々ぎょっとするような存在がある。数学とは、そういうものを「見える」ようにして、認識できる世界を広げる学問である” とのことです。

また、松本先生の研究されている分野について、そして数学者の悩みや喜びについてなど、幅広くお話を頂く予定です。

■参加申し込みはmeetupより:
[ www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/251623091/ ]

6/29 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場、19:30より松本先生のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてスタッフまでご連絡下さい。


続きを読む

Tech Talks ディープラーニング分野で活躍する先駆者­4氏が語る

最近様々なシーンで耳にする「ディープラーニング」、そもそもディープラーニングとは何なのか?これまでの機械学習との違いは?自分の技術開発・ビジネスでどのように活用したら良いのか、このような疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?

今回は日本発のディープラーニング開発環境「Chainer」を生み出したPFN Americaより 久保田氏・比戸氏、 為替取引という新領域へのディープラーニング応用を目指すAlpacaの原田氏、 オープンソースのJavaディープラーニングプラットフォームであるDL4JよりWarrick氏の4氏をお招きします。

 

そもそもディープラーニングとは何なのか、Chainerを用いた応用事例や最新の研究事例、 そしてディープラーニングの為替市場向け応用について等プレゼン・デモ頂く予定です。

[場所] Wilson Sonsini Goodrich & Rosati

650 Page Mill Road, Palo Alto, California, 94304-1050

[日時] 10/21 Wed. 

7:00pm 開場 7:30pm 開始 9:30pm 頃終了予定

[申し込み] meetup (www.meetup.com/ja/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/225878835/) にて
参加費は$8。軽食付き。 学生は無料です。その場合はmeetupにて土田あるいは山中まで学生参加希望の旨ご一報下さいませ。

 


[Agenda]

1. Deep Learningで何が変わったのか ~エンジニアの視点から~ (久保田 展行)

Deep Learningとは何なのか、今までの機械学習となにが違うのか

続きを読む

ギークサロン 「中川 敦寛先生と医療現場のイノベーション・エ­コシステムについて語る」

8月のギークサロンではスタンフォード バイオデザインのグローバルファカルティであり東北大学病院臨床研究推進センターバイオデザイン部門の副部門長でもある脳神経外科医の中川 敦寛先生をお迎えします。

世界・日本の医療機器市場は順調に拡大している中で、実は日本の貿易収支は大幅な輸入超過となっており、一部の診断機器を除いて競争力が高いとはいえないのが現状です。その原因の一つとして、医療機器に携わる産業側の開発者が患者さん、医療従事者の抱える「真の」ニーズを十分に理解していないということが課題となっております。

そこではまさにスタートアップのように、病院や患者のニーズを掘り起こして問題解決が出来るプロトタイプを開発できる人材が必要になっています。中川先生は東北大学病院で実際に企業の開発者が医療現場に入って、ニーズを探索するためのベッドサイドソリューションプログラム(アカデミック・サイエンス・ユニット)の構築に関わり、観察したことから「真の」ニーズを明らかにし、バイオデザインプログラムなどを通じて、課題を解決するための方法のプロトタイプ開発とそのための人材育成に関わっております。

当日のサロンでは中川先生にバイオデザイン・プログラムの内容や東北大学病院での実例についてお話頂きます。バイオについての技術的な話ではなく、実際の問題解決へ向けたお話ですので、皆様お気軽にご参加頂ければと思います。

参加申し込みはmeetupより:http://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/224393706/

8/28 金曜日 パロアルト 19:00開場、19:30時より中川先生のスピーチ開始

参加費は$8。軽食つき。学生/賛助会員は無料になります。その場合はmeetupにて豊田か山中までご連絡下さい。


■アジェンダ:

・日本の医療機器開発の現状

・医療イノベーションのための社会インフラとしての病院の役割
(東北大学病院ベッドサイドソリューションプログラム(アカデミック・サイエンス・ユニット)

・ 「真の」ニーズを見極め、ニーズを満たすためのプロトタイプ開発:バイオデザイン

続きを読む

ギークサロン 「浅原明広氏とソフトウェア並列化/最適化プログラミングについて語る」

11月のギークサロンではFixstars Solutions CEOの浅原明広氏をお迎えします。
FixStarsは本年4月に東京マザーズに上場し、浅原氏は2012年より現地子会社Fixstars SolutionsのCEOとしてシリコンバレーにて海外展開を担っておられます。

浅原氏はエンジニア出身であり、今でも開発チームの手が足りない時は開発に参加されることもあるとのこと。本サロンではGPUやFPGAといったハードウェアを利用する方法からソフトウェアによる高速化/最適化手法まで幅広くお話頂きます。また海外展開も徐々に軌道に乗ってきたとのことで、その苦労話などもお話頂く予定です。

続きを読む

“海外での起業で学んだ3つのコト” 開催レポート

先日は皆様お集まり頂きありがとうございました。おかげさまで会場も満席となりスピーカーの方々にも楽しんでお話頂けたように思います。内容についてはオフレコでお願いしたいとのスピーカーの方からのお願いもありましたので、簡単な感想レポートをポストします。

スピーカーの方々には簡単な事項紹介の後、それぞれ下記のポイントについてお話頂きました。

・アメリカやイギリスで起業して感じた最大のカルチャーショック
・アメリカやイギリスで起業して感じた最も意外な日本とその国の類似点
・今まで起業してやってきたことの中で、次回また海外で起業する際に変更したい最大のポイント

_16A1762_medium
Mercari 石塚 亮 氏

石塚さんは総額150億円を調達しているRockYouのファウンダーでもあり、売却を経験されています。現在はモバイルのフリーマーケットアプリであるメルカリで海外展開を担っておられます。

さすがに若い頃から米国シリコンバレーで起業を経験されているだけあって、スタートアップ運営において戦略や効率をかなり意識されているように感じました。経営資源を集中させて臨機応変に攻める、本質的でない=自分達のビジネスにとってコアでないところは一切やらない。自分が分からないところは専門家を雇って全て任せてしまうといったドラスティックなスピード感が伝わってきます。

シリコンバレーにはモンスターのような人材が存在する、それを使えるのが素晴らしいし積極的に活用していくとのこと。アプリのデザインを日本仕様と米国仕様で分かれていたのを全て米国仕様に統一したが、かえって好評だったというお話などが印象的でした。

_16A1753_medium _16A1759_medium
Moff 髙萩 昭範 氏

Moff Bandは日本に続き丁度今月米国でも発売になります。米国での滞在中にかなり精力的に活動されたようですっかり声が枯れてしまってましたが、そんなお忙しい中でお話をしに来て頂きました。冒頭ではプロダクトのデモも披露して頂きかなり盛り上がりました。(写真右)
「Age of Context」の著者Robert Scobleがシェアしたデモ動画がこちらです。これは楽しい!!

続きを読む

JTPA Startup Talk “海外での起業で学んだ3つのコト” CEOパネル

日本のエンジニアチームや技術を使って世界を攻めるスタートアップがテーマです。
その中でも特に技術やチームに秀でたスタートアップ4社のCEOや海外展開の責任者が集います。

大型の資金調達で話題になっているモバイルアプリのメルカリ、ウェアラブル市場で日本発として大きな期待を受けるMoff、DeNAの共同創業者が立ち上げたことでも知られているe-learningプラットフォームのQuipper、東大発の技術でMicrosoft Innovation Awardなどを受賞している導電性インクのAgICと、いずれも秀逸なスタートアップから登壇して頂ける事になりました。

■内容
シリコンバレーで活躍しているエンジニア/スペシャリストが多く参加するJTPAとして、より具体的なポイントを伺います。
前半はスピーカーの皆様に自社のプロダクトや技術をご紹介頂き、後半は渡辺 千賀氏をモデレータとしてスピーカーの皆様にパネルディスカッションに参加して頂きます。

ディスカッション テーマ:
・アメリカやイギリスで起業して感じた最大のカルチャーショック
・アメリカやイギリスで起業して感じた最も意外な日本とその国の類似点
・今まで起業してやってきたことの中で、次回また海外で起業する際に変更したい最大のポイント

前半、後半共にできるだけ会場からの質問を受けられるようにしたいと考えています。

■申し込み: http://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/213303052/

■日時
10/24 19:00-21:00 パロアルト Wilson Sonsini Goodrich & Rosati
650 Page Mill Road Palo Alto, CA 94304-1050

■スピーカー
Mercari 取締役 石塚 亮 氏

Moff CEO 髙萩 昭範 氏

Quipper CEO 渡辺 雅之 氏

AgIC International CEO 西田 祐木 氏

■モデレーター
Blueshift Global Partners CEO 渡辺 千賀 氏

続きを読む

ギークサロン++「村井昭彦氏とバイオ・­メカニクスについて語る」×「秋葉拓哉氏­とプログラミング・コンテストについて語­る」

今回のギークサロンは、バイオ・メカニクスとアルゴリズムのそれぞれの分野において、世界の最前線で研究をされている村井昭彦氏と秋葉拓哉氏に講演して頂きます。
村井氏は東京大学で人間の運動計測や筋骨格のモデリングなどの研究に従事されており、「NHKスペシャル」でサッカースペイン代表の運動計測の結果が取り上げられるなど、注目を集めています。

秋葉氏は東京大学・Microsoft Researchでアルゴリズムの研究をしており、200ヶ国以降のプログラマが参加する世界最大規模のプログラミング・コンテスト「TopCoder」で、最上位グループであるレッドコーダーとして活躍している他、数多くのプログラミング・コンテストで上位入賞を果たしています。

続きを読む

ギークサロン「水野 正博氏とIoT、プロトタイピングについ­て語る」


8月のギークサロンでは、シリコンバレーでAreaBe社を起業し売却、その後プロトタイピング合宿を主催されている水野 正博氏をお迎えします。

水野氏は現在は起業や製品開発のコンサル、プロトタイピストとして活動されていて、ベイエリアメーカーフェアへ参加されたり雑誌インタフェースの記 事の執筆などをされています。また毎年夏にプロトタイピング合宿を行っており日本からも学生や社会人が参加しています。昨年は合宿の卒業生と電子工作コン テストGugenに参加して自転車用キーレスエントリーシステム「eRing」を開発し優秀賞を受賞されました。

続きを読む

Page 2 of 6

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén