カテゴリー: JTPAセミナー Page 2 of 6

Tech Talks ディープラーニング分野で活躍する先駆者­4氏が語る

最近様々なシーンで耳にする「ディープラーニング」、そもそもディープラーニングとは何なのか?これまでの機械学習との違いは?自分の技術開発・ビジネスでどのように活用したら良いのか、このような疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?

今回は日本発のディープラーニング開発環境「Chainer」を生み出したPFN Americaより 久保田氏・比戸氏、 為替取引という新領域へのディープラーニング応用を目指すAlpacaの原田氏、 オープンソースのJavaディープラーニングプラットフォームであるDL4JよりWarrick氏の4氏をお招きします。

 

そもそもディープラーニングとは何なのか、Chainerを用いた応用事例や最新の研究事例、 そしてディープラーニングの為替市場向け応用について等プレゼン・デモ頂く予定です。

[場所] Wilson Sonsini Goodrich & Rosati

650 Page Mill Road, Palo Alto, California, 94304-1050

[日時] 10/21 Wed. 

7:00pm 開場 7:30pm 開始 9:30pm 頃終了予定

[申し込み] meetup (www.meetup.com/ja/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/225878835/) にて
参加費は$8。軽食付き。 学生は無料です。その場合はmeetupにて土田あるいは山中まで学生参加希望の旨ご一報下さいませ。

 


[Agenda]

1. Deep Learningで何が変わったのか ~エンジニアの視点から~ (久保田 展行)

Deep Learningとは何なのか、今までの機械学習となにが違うのか

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ギークサロン 「中川 敦寛先生と医療現場のイノベーション・エ­コシステムについて語る」

8月のギークサロンではスタンフォード バイオデザインのグローバルファカルティであり東北大学病院臨床研究推進センターバイオデザイン部門の副部門長でもある脳神経外科医の中川 敦寛先生をお迎えします。

世界・日本の医療機器市場は順調に拡大している中で、実は日本の貿易収支は大幅な輸入超過となっており、一部の診断機器を除いて競争力が高いとはいえないのが現状です。その原因の一つとして、医療機器に携わる産業側の開発者が患者さん、医療従事者の抱える「真の」ニーズを十分に理解していないということが課題となっております。

そこではまさにスタートアップのように、病院や患者のニーズを掘り起こして問題解決が出来るプロトタイプを開発できる人材が必要になっています。中川先生は東北大学病院で実際に企業の開発者が医療現場に入って、ニーズを探索するためのベッドサイドソリューションプログラム(アカデミック・サイエンス・ユニット)の構築に関わり、観察したことから「真の」ニーズを明らかにし、バイオデザインプログラムなどを通じて、課題を解決するための方法のプロトタイプ開発とそのための人材育成に関わっております。

当日のサロンでは中川先生にバイオデザイン・プログラムの内容や東北大学病院での実例についてお話頂きます。バイオについての技術的な話ではなく、実際の問題解決へ向けたお話ですので、皆様お気軽にご参加頂ければと思います。

参加申し込みはmeetupより:http://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/224393706/

8/28 金曜日 パロアルト 19:00開場、19:30時より中川先生のスピーチ開始

参加費は$8。軽食つき。学生/賛助会員は無料になります。その場合はmeetupにて豊田か山中までご連絡下さい。


■アジェンダ:

・日本の医療機器開発の現状

・医療イノベーションのための社会インフラとしての病院の役割
(東北大学病院ベッドサイドソリューションプログラム(アカデミック・サイエンス・ユニット)

・ 「真の」ニーズを見極め、ニーズを満たすためのプロトタイプ開発:バイオデザイン

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ギークサロン 「浅原明広氏とソフトウェア並列化/最適化プログラミングについて語る」

11月のギークサロンではFixstars Solutions CEOの浅原明広氏をお迎えします。
FixStarsは本年4月に東京マザーズに上場し、浅原氏は2012年より現地子会社Fixstars SolutionsのCEOとしてシリコンバレーにて海外展開を担っておられます。

浅原氏はエンジニア出身であり、今でも開発チームの手が足りない時は開発に参加されることもあるとのこと。本サロンではGPUやFPGAといったハードウェアを利用する方法からソフトウェアによる高速化/最適化手法まで幅広くお話頂きます。また海外展開も徐々に軌道に乗ってきたとのことで、その苦労話などもお話頂く予定です。

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“海外での起業で学んだ3つのコト” 開催レポート

先日は皆様お集まり頂きありがとうございました。おかげさまで会場も満席となりスピーカーの方々にも楽しんでお話頂けたように思います。内容についてはオフレコでお願いしたいとのスピーカーの方からのお願いもありましたので、簡単な感想レポートをポストします。

スピーカーの方々には簡単な事項紹介の後、それぞれ下記のポイントについてお話頂きました。

・アメリカやイギリスで起業して感じた最大のカルチャーショック
・アメリカやイギリスで起業して感じた最も意外な日本とその国の類似点
・今まで起業してやってきたことの中で、次回また海外で起業する際に変更したい最大のポイント

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Mercari 石塚 亮 氏

石塚さんは総額150億円を調達しているRockYouのファウンダーでもあり、売却を経験されています。現在はモバイルのフリーマーケットアプリであるメルカリで海外展開を担っておられます。

さすがに若い頃から米国シリコンバレーで起業を経験されているだけあって、スタートアップ運営において戦略や効率をかなり意識されているように感じました。経営資源を集中させて臨機応変に攻める、本質的でない=自分達のビジネスにとってコアでないところは一切やらない。自分が分からないところは専門家を雇って全て任せてしまうといったドラスティックなスピード感が伝わってきます。

シリコンバレーにはモンスターのような人材が存在する、それを使えるのが素晴らしいし積極的に活用していくとのこと。アプリのデザインを日本仕様と米国仕様で分かれていたのを全て米国仕様に統一したが、かえって好評だったというお話などが印象的でした。

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Moff 髙萩 昭範 氏

Moff Bandは日本に続き丁度今月米国でも発売になります。米国での滞在中にかなり精力的に活動されたようですっかり声が枯れてしまってましたが、そんなお忙しい中でお話をしに来て頂きました。冒頭ではプロダクトのデモも披露して頂きかなり盛り上がりました。(写真右)
「Age of Context」の著者Robert Scobleがシェアしたデモ動画がこちらです。これは楽しい!!

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JTPA Startup Talk “海外での起業で学んだ3つのコト” CEOパネル

日本のエンジニアチームや技術を使って世界を攻めるスタートアップがテーマです。
その中でも特に技術やチームに秀でたスタートアップ4社のCEOや海外展開の責任者が集います。

大型の資金調達で話題になっているモバイルアプリのメルカリ、ウェアラブル市場で日本発として大きな期待を受けるMoff、DeNAの共同創業者が立ち上げたことでも知られているe-learningプラットフォームのQuipper、東大発の技術でMicrosoft Innovation Awardなどを受賞している導電性インクのAgICと、いずれも秀逸なスタートアップから登壇して頂ける事になりました。

■内容
シリコンバレーで活躍しているエンジニア/スペシャリストが多く参加するJTPAとして、より具体的なポイントを伺います。
前半はスピーカーの皆様に自社のプロダクトや技術をご紹介頂き、後半は渡辺 千賀氏をモデレータとしてスピーカーの皆様にパネルディスカッションに参加して頂きます。

ディスカッション テーマ:
・アメリカやイギリスで起業して感じた最大のカルチャーショック
・アメリカやイギリスで起業して感じた最も意外な日本とその国の類似点
・今まで起業してやってきたことの中で、次回また海外で起業する際に変更したい最大のポイント

前半、後半共にできるだけ会場からの質問を受けられるようにしたいと考えています。

■申し込み: http://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/213303052/

■日時
10/24 19:00-21:00 パロアルト Wilson Sonsini Goodrich & Rosati
650 Page Mill Road Palo Alto, CA 94304-1050

■スピーカー
Mercari 取締役 石塚 亮 氏

Moff CEO 髙萩 昭範 氏

Quipper CEO 渡辺 雅之 氏

AgIC International CEO 西田 祐木 氏

■モデレーター
Blueshift Global Partners CEO 渡辺 千賀 氏

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ギークサロン++「村井昭彦氏とバイオ・­メカニクスについて語る」×「秋葉拓哉氏­とプログラミング・コンテストについて語­る」

今回のギークサロンは、バイオ・メカニクスとアルゴリズムのそれぞれの分野において、世界の最前線で研究をされている村井昭彦氏と秋葉拓哉氏に講演して頂きます。
村井氏は東京大学で人間の運動計測や筋骨格のモデリングなどの研究に従事されており、「NHKスペシャル」でサッカースペイン代表の運動計測の結果が取り上げられるなど、注目を集めています。

秋葉氏は東京大学・Microsoft Researchでアルゴリズムの研究をしており、200ヶ国以降のプログラマが参加する世界最大規模のプログラミング・コンテスト「TopCoder」で、最上位グループであるレッドコーダーとして活躍している他、数多くのプログラミング・コンテストで上位入賞を果たしています。

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ギークサロン「水野 正博氏とIoT、プロトタイピングについ­て語る」


8月のギークサロンでは、シリコンバレーでAreaBe社を起業し売却、その後プロトタイピング合宿を主催されている水野 正博氏をお迎えします。

水野氏は現在は起業や製品開発のコンサル、プロトタイピストとして活動されていて、ベイエリアメーカーフェアへ参加されたり雑誌インタフェースの記 事の執筆などをされています。また毎年夏にプロトタイピング合宿を行っており日本からも学生や社会人が参加しています。昨年は合宿の卒業生と電子工作コン テストGugenに参加して自転車用キーレスエントリーシステム「eRing」を開発し優秀賞を受賞されました。

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JTPA Tech Talks Vol.1

 

今回JTPAの新たな試みとして、複数のスピーカーによるTech Talksイベントを立ち上げます。JTPA Tech Talksは、様々な分野で活躍する技術者たちに、今関心があること・注力していることを、凝縮された時間の中で思う存分プレゼンしてもらうイベントです。この場を通じて、より多くの技術者が、より気軽に、よりディープにそれぞれの経験や知恵を交換できるようになることを狙いとしています。

第1回は、Androidとゲーム開発を中心として以下のスピーカーの方たちに話してもらう予定です。

JTPA Tech Talks Vol.1
7/25 金曜日 19:00-

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「シリコンバレー・サバイバル – 20代の若者たちが語るアカデミア&ビジネス最前線」開催レポート

今回のギークサロンは普段と趣向を変え、スタンフォード大学に在学し研究者の道を歩む学生・ベイエリアで会社を興した20代起業家をお呼びして、彼らがそれぞれの分野で何をしているのか、何を考え、成し遂げようとしているのか、また、後半は会場から質問受けるパネルディスカッション形式でのトークとなりました。以下、Sunny Tsang氏によるレポートをお送りします。
■ 20代の若者たちが語るアカデミア&ビジネス最前線。

各人の発表を以下にまとめました。各名前の横にUstreamで残してあるアーカイブビデオ(http://bit.ly/cA2mUe)の時間を示しておきました。参照ください。
UStream: http://www.ustream.tv/channel/jtpa-geek-salon

– 石綿整さん(1分50秒より)
石綿さんは、小さいころの身近な経験から物理に興味を持ちそれを理解する楽しみから始まり、後に、父親の仕事の関係から興味を持った半導体の応用の広さに感動され、半導体産業の起源をたどる過程でシリコンバレーとその中心となるスタンフォード大学に興味を持ち始めたそうです。ダイヤモンドという普段は宝石としか考えられていないモノに、熱伝導率や堅さなど実は物理的に優れた特性もあることを紹介され、それを用いて熱の溜まりにくいデバイスや、半導体が作る0と1の状態を電子のスピンやDNAの固定など、新しい物理的な意味と結びつけるプラットフォームとしてのダイヤモンドの面白さを話されていました。最後にはダイヤモンドイドというダイヤモンドのナノ化合物を利用した電子のエネルギー幅のコントロールとそれを用いた電子顕微鏡の解像度の向上も紹介してくれました。締めくくりとして、自分の将来の夢を語り、自分の好きな物理の理解と新しい材料を用いて、日本で産業と結びつく教育を促進したいと話されておりました。
http://arpes.stanford.edu/personnel_grad.html

– 郡司まりかさん(12分20秒より)
郡司さんは、小さい頃に抱いた、日本以外のところに行きたいという願望から、慶応義塾大学理工学部卒業後、Stanford大学に移られました。同大学では、高移動度半導体材料、高誘電体絶縁膜など半導体プロセス関連の研究をしています。ナノマテリアルという領域を選択し、スタンフォード大学を志望した理由として、同大学では実験室間の敷居が低いことをあげ、マテリアルサイエンスとは何かという説明から、ナノとはどれくらいの大きさなのかという話に入りました。また、ナノテクノロジーの現在、応用されている分野の紹介、またバイオロジー分野とのコラボレーションによる今後の展開、将来性を含め話され、どれだけ魅力のある研究分野なのかと熱く語っておられました。
http://www.linkedin.com/pub/marika-gunji/7/4ba/103

– 宮崎勇典さん
灘高校卒、東京大学教養学部理科一類入学。一度は建築学科に進むも、よりサイエンスをと薬学部に移られたそうです。専門分野のChemical Biologyの中心であり、また世界の動きを知る良い機会としてアメリカの大学院進学を決意。最も自由度が高く、シリコンバレーを中から感じようとスタンフォード大学大学院を選択し、2009年9月よりSchool of Medicine PhD programに在籍しています。研究対象であるタンパク質を、「見る」そして、「操る」という2つにわけて分かりやすく解説されておりました。また、研究による実際の実社会への応用可能分野の説明への話もあり、最後に自分が主催している米国大学院留学会(UT OSAC)の熱い想いを語っておられました。
http://stanford.edu/~miyuten1/
http://www.ut-osac.org/

– 久保渓さん(33分30秒より)
久保さんは、Carleton大学をPolitical ScienceとComputerScienceのダブルメジャーで卒業し、クラウドベースでオートスケーリングなウェブサイト向けホスティングサービスを提供するfluxflexをサンノゼにて起業されました。サーバーやインフラをユーザーが自分達で準備することなく、ワンクリックでテスト用サーバーと数百台までスケールする本番環境用サーバーを利用することが可能で、この仕組みを自動化することで、ユーザーのサーバー管理の時間、手間、お金を削減できるホスティングサービスを目指しているそうです。現在はサンノゼで活動し、テストユーザーへ向けた限定的なサービス提供を行っていて、同時にエンジェルラウンドも進行中だそうです。
http://www.flexflux.com

– 船木信宏さん(41分45秒より)
慶応大学SFC卒業後、日本でスタートアップの創設やフリーランスでの開発経験を経て、2009年シリコンバレー現地にてSmashBooth(CA, San Jose)を設立しました。事業としてはお金を必要としてる気持よく使いたい人々のマッチングをするクラウドファンディングを広めるSenzoo.comというウェブサービスをやっておられ、また、今後の展望としてお金以外でのドネーションを慕える方法を画策しているのことでした。
http://www.senzoo.com

– 近藤誠さん(50分15秒より)
東京大学経済学部卒業後、スタンフォード大学に入学。修士2年に在席しながら、オンラインドキュメント管理システムを展開するEvernoteにインターンとしてBusiness Development Divisionに在籍。役割として、Evernoteが他社と連携にあたって交渉などをしているそうです。また、現在のEvernoteのユーザー数推移などを含めた現状報告と今後の展望を話されておりました。
http://www.evernote.com

■ ディスカッション

各人の分野の発表に続いて、会場から質問受けるパネルディスカッション形式でのトークがありました。以下があがっていた質問です。各質問の横にUstreamで残してあるアーカイブビデオ(http://bit.ly/cA2mUe)の時間を示しておきました。参照ください。
– なぜ今の自分のいる分野に興味を持ち始めたのか?(54分20秒より)
– 今まで研究、事業での苦労したことは?(58分00秒より)
– チームをどうやって作っていったのか?(1時間3分00秒より)
– 日本に戻る予定は?日本でなにを変えたいか?(1時間5分20秒より)
– ロールモデルはいるか?(1時間8分00秒より)
– 成功体験は?(1時間10分50秒より)
– アメリカと日本の違い。来てから何を感じたか?(1時間17分15秒より)
– 日本の社会、日本人に対して何を思うのか?(1時間22分30秒より)
■ 感想

日本から離れたことによって持てる視点をもった普段聞くことができない20代の若者の意見を共有できる、非常によい機会となりました。どうもありがとうございます。

「専門ジャーナリストから見た日米テック業界」(ケイン・岩谷ゆかり氏、海部美知氏)

7月9日金曜日 午後7時 Palo Alto
今月のセミナーは、Wall Street Journal 記者のケイン・岩谷ゆかり氏と、”Tech Mom” でおなじみのコンサルタント、海部美知氏に対談していただきます。


ケイン・岩谷ゆかり (Wall Street Journal)
ウォールストリートジャーナルスタッフライター。東京支局でソニーや任天堂の担当を経て、現在はアップル社と最近まではアメリカのゲーム業界を担当。WSJの前はロイター通信でIT記者としてサンフランシスコ、シカゴ、東京支局に勤務。ジョージタウン大学卒業。現在はサンフランシスコ在住。
http://topics.wsj.com/person/k/yukari-kane/1384
海部美知 (ENOTECH Consulting)
エノテック・コンサルティングCEO。NTTと米国の携帯電話ベンチャーで日米双方での通信事業開発を経験。その後独立して、現在はグローバルな通信・ネット分野とその他技術分野において、提携・投資、企業戦略のアドバイスなどを行う経営コンサルタント。シリコンバレー在住。子育て中の主婦でもある。著書に「パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本」(アスキー新書)、連載に「WirelessWire News」がある。「Tech Mom from Silicon Valley」 のブロガーでもある。

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