6月のサロンはシリコンバレーのゲーム開発企業にて大規模なモバイルゲーム用のUI開発チームとウェブシステム開発チームを率いている岡田氏をお迎えします。

岡田氏は大学卒業後にWebシステム開発を行うスタートアップを創業され、自動作曲技術を製品化し経済産業省IPAによる未踏ソフトウェア創造事業に採択されています。また米国シリコンバレーにてImprovista Interactive Music, Inc.を共同設立しCTOに就任、編曲機能つき着メロサービス「Mobjam」をローンチしてAT&T Wirelessなどの米国キャリアに公式サイトとして採用されるまでに成長させる等大きな活躍をされています。

さて、現在のモバイル/ウェブでは高性能なデバイスと高速なネットワークによってより複雑で高機能なアプリ、ゲーム、サービスなどが普及しています。それに伴ってそれらのプロダクトを使用ないし操作するためのユーザーインターフェイス(UI)も以前と比較して大幅に進化し洗練されてきており、最新のUI開発を支えるツールやオープンソース技術も劇的なスピードで進化しています。サロン当日はWeb/Mobileの世界を中心にこれまでのUI開発を取り巻く環境や技術トレンドの変化を振り返るほか、UI開発におけるホットな話題、今後のUI開発の考え方などについて岡田氏のお話を伺います。

 
◾️時間・場所

6/28 金曜日 WSGR 弁護士事務所 ( 650 Page Mill Road Palo Alto, CA ) にて

参加申し込みはmeetup.comにてお願い致します: https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/262238004/

19:00開場/ネットワーキング、19:30より岡田氏のスピーチ開始

参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにて Jin Yamanakaまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さいませ。 http://www.jtpa.org/faq

 


 
◾️アジェンダ

・そもそもUIとは
・技術革新に伴うUIの進化と複雑化
・UIデザインやUI開発におけるトレンドの変化
・Web/Mobile UI開発時に考慮すべき要素
・MVCやコンポーネント指向UI開発を支えるオープンソース技術(React, Vue等)
・UIの限界とZero UI

 

◾️スピーカー:岡田 謙之 (おかだ のりゆき)氏

1997年 東京大学法学部を卒業
1999年 (有)アコースティックを共同設立し代表取締役に就任
2001年 自動作編曲技術を使った着メロサービス「remix4U」を開発
2002年 シリコンバレーに渡りImprovista Interactive Music, Inc.を共同設立しCTOに就任。同年 IPAによる未踏ソフトウェア創造事業に「リアルタイム自動作曲システムの開発」をテーマに採択される
2004年 編曲機能つき着メロサービス「Mobjam」をAT&T Wirelessなどの公式サイトとして開始
2006年 インフルエンサーをフィーチャーしたミレニアル世代向けブログサービス「Riottt」を開始
2008年 サンタクララのゲーム会社Aeria Gamesに転職、Webアプリ開発と携帯ゲーム開発を率いる
2016年 パロアルトの携帯ゲーム会社に転職、ゲームUI開発とWebアプリ開発を率いる

プロのジャズベーシストでもあり、これまでMonterey Jazz Festival, San Jose Jazz Festival, Stanford Jazz Festival, SFJAZZ, Yoshi’s, Dizzy’s Club Coca-Colaなどに出演。東日本大震災後の復興応援イベントJazz Katsu(計5回)にて音楽ディレクターを担当。また、復興応援のために日系米国人メンバーで結成されたジャズバンドOtonowaの活動も続けており、今年11月には7回目となる東北ツアーを行う予定。

 


 

岡田氏より:
10歳の時にプログラミングを始めて独学でゲームなどを作る一方、5歳からピアノを始めて中学時代からドラムやベースなどのバンド活動、シーケンサー打ち込みや音楽プログラミングに没頭していました。芸大・美大に進学した二人の姉の影響もあり、小さい頃から絵やデザインにも興味を持っていました。アコースティック社とImprovista社にて自動作曲技術に取り組み製品化に成功しましたが、その過程でモバイル向けHTMLを使ったUIやJ2ME, BREWなどのモバイルアプリUIにも取り組むようになりました。Riottt 開発時にFlashを使ったUI開発も学び、それがきっかけでAeria GamesでもFlashを使ったミニゲームの開発や、Flash/JavaScriptを使った携帯Webゲームの開発なども行うようになりました。

現在ではリアルタイム・ストラテジーという、膨大な機能のための多様なUIに大きく依存するジャンルの携帯ゲームのUI開発を率いるほか、ゲーム運営などに使われるゲーム管理システムの開発チームも率いています。当日は、これまでのWeb/Mobile UI開発を取り巻く環境や技術トレンドの変化を振り返るほか、UI開発におけるホットな話題、今後のUI開発の考え方などについてざっくばらんにお話できればと思います。

5月のギークサロンでは 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)シリコンバレー次長の泉 卓也氏をお迎えします。

NEDOシリコンバレーに特許庁より初めて派遣された泉氏は、次長としてテクノロジーと知財の調査を担当されています。シリコンバレーにて知財ネットワークの構築に尽力され、知財勉強会をこれまで15回開催するなど日本の知財人材とローカルの知財人材とをつなげる試みを続けられています。

当日はテック企業やスタートアップの特許の使い方を中心にお話を伺います。例えばグーグルやマイクロソフトがどのように特許を使っているのか、スタートアップはどのように知財を保護し、VCは知財をどのくらい評価しているのかといったポイントをご解説頂きます。

その上で、テスラの特許開放にどのような意味があるのか、アップル対サムソンなどの特許訴訟はどのように評価されているのかといった最近の話題について、あるいは機械学習やブロックチェーンなどの分野における特許保護や自動車がIT化するなかでの特許分野の課題などについてもお話頂きます。エンジニアにとって特許は身近な存在ですが、今回のサロンを通じてさらに身近に感じてもらえるのではないかと思います。

 
◾️時間・場所

5/24 金曜日 WSGR 弁護士事務所 ( 650 Page Mill Road Palo Alto, CA ) にて

参加申し込みはmeetup.comにてお願い致します: https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/261404260/

19:00開場/ネットワーキング、19:30より泉氏のスピーチ開始

参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにて Jin Yamanakaまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さいませ。 http://www.jtpa.org/faq

 


 
◾️アジェンダ

・ソフトウェア企業の特許活用法
・スタートアップにとっての特許の意味
・最近の話題(テスラの特許開放戦略、アップルvsサムソンの特許訴訟など)
・機械学習やブロックチェーンにおける特許保護
・自動車のIT化における特許分野の課題
・特許の面白さ (泉氏が審査されてきた中での最も凄い発明や、知財業界の裏側など)

 

◾️スピーカー:泉 卓也 (いずみ たくや)

1999年 東京大学理学部 修士号を取得
1999年 特許庁 入庁
2008年 ジョージワシントン大学ロースクールにてLLMを取得
2016年 シリコンバレーオフィス次長としてNEDOに出向・渡米

泉氏は、特許庁の審査官・審判官として、複写機、レーザープリンタ、画像診断機器、遊技機などを担当し、さらに特許庁の施策づくりや国際交渉の経験もされています。”技術取引の自由化”(国際経済法学会)、 “貿易上の懸念に関する多数国間レビュー”(法律時報)、 “CAFCを巡る論戦は甦る(特技懇)”など論文も多数執筆されており、最近ではシリコンバレーの状況を伝えるために「シリコンバレー知財駐在員による座談会」(特技懇)を企画し自らも参加されています。

シリコンバレー知財駐在員による座談会
http://www.tokugikon.jp/gikonshi/291/291kiko2.pdf

訳書:「知財の正義」
https://www.amazon.co.jp/dp/4326403470

2019年第一回目のギークサロンでは在サンフランシスコ日本国総領事館領事の橋本一郎氏をお迎えします。

UdacityやCourseraといったオンラインの教育サービスについて耳にされたことのある方も多いと思います。これらはMassive Open Online Course (MOOC)と呼ばれており、シリコンバレーやボストンから拡がり、近年では、アイビーリーグ級の有名大学が完全オンラインの修士課程プログラムを提供し始めたことで話題となっています。中でもUdacityは10億ドルの評価額を受けて1億500万ドルの調達に成功しており、今後の業界の動きに大きな注目が集まっていると言えるでしょう。

 

橋本氏は文部科学省にて科学技術イノベーション政策や環境エネルギー政策などに携わられた後にミシガン大学にてMBAを取得。そして再び文部科学省にて量子科学技術戦略の立案に携わられた後に在サンフランシスコ日本国総領事館に赴任されました。同省からの出向としては初めてであり、また橋本氏は東京大学数理科学研究科にて修士課程を修了されるなど理系のバックグラウンドもお持ちです。

当日は、黎明期よりビジネスモデルを進化させ、成長を続けるMOOCの最新動向をご紹介頂きながら、なぜMOOCがこれほど急激に成長したのかついて解説を頂きます。またMOOCのもたらした変化についてや今後テクノロジーが高等教育をどのように変えていくのかについてなど、橋本氏のご考察を伺う予定です。

 

◾️時間・場所

2/22 金曜日 WSGR 弁護士事務所 ( 650 Page Mill Road Palo Alto, CA ) にて

参加申し込みはmeetup.comにてお願い致します:https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/258889308/

19:00開場/ネットワーキング、19:30より橋本氏のレクチャー開始

参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてRina OnishiあるいはJin Yamanakaまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さいませ。 http://www.jtpa.org/faq


 

◾️スピーカー: 橋本 一郎 (はしもと いちろう) 氏

2008年 東京大学数理科学研究科にて修士号を取得
2008年 文部科学省入省(科学技術イノベーション政策、環境エネルギー科学技術政策等に従事)
2014年 ミシガン大学経営大学院(Ross School of Business)に進学
2016年 MBA取得
2016年 文部科学省に復帰し、我が国初の量子科学技術戦略イニシアチブを立案
2017年10月 在サンフランシスコ総領事館へ(文部科学省からのシリコンバレー派遣第一号)

 

11月のギークサロンでは UCバークレー教授・バークレー理論物理学センター長の野村 泰紀教授をお迎えします。野村先生は素粒子論及び宇宙論の専門家で、非常に優れた功績を果たしたとして2017年に米国物理学会フェローにも選出されています。

また野村先生はマルチバース論(多元宇宙論)を古くから提唱されています。野村先生の著者によりますと、”我々が生きる「この宇宙」は、物理法則も次元の数も異なる無数の「宇宙たち」の一つにすぎず、それら多くの宇宙においては素粒子の種類や性質、それを支配する法則までもが我々の宇宙とは異なっている”とのことです。いわゆる我々の思う宇宙というものは、複数生まれながら膨張していく沢山の異なった宇宙の中の一つの宇宙に過ぎないというイメージでしょうか。

このマルチバース宇宙論は当初とっぴなものとして受け止められたものが、20世紀末から本格的に行われた詳細な宇宙観測と、超ひも理論やインフレーション理論といった最新の理論物理学の進展に合わせて改めて検証され矛盾のないことが分かり、近年になって急速に受け入れられつつあります。そのため近年では各種の科学雑誌やテレビなどでの取材も多く、皆様の中にも目にしたことのある方も多くおられると思います。

当日はその理論物理学の最先端となるマルチバース宇宙論について、一般の方に向けてより分かりやすくまた科学的な説明を合わせてお話を頂く予定です。

 

◾️時間・場所

11/9 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 ( 650 Page Mill Road Palo Alto, CA ) にて

参加申し込みはmeetup.comにてお願い致します:
https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/255894008/

19:30開場/ネットワーキング、20:00より野村先生のレクチャー開始

参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてスタッフまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さい。 http://www.jtpa.org/faq


 

◾️スピーカー: 野村 泰紀 (のむら やすのり) 教授

2000年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程後期修了
2000年 カリフォルニア大学バークレー校ミラー研究員
2002年 フェルミ国立加速器研究所研究員(Associate Scientist)
2003年 カリフォルニア大学バークレー校助教授
2007年 カリフォルニア大学バークレー校准教授
2008年- ローレンス・バークレー国立研究所上席研究員を併任
2012年- カリフォルニア大学バークレー校教授
2017年- 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究者を併任

◾️受賞歴
2004年 アメリカ合衆国エネルギー省OJIアワード
2005年 ヘルマンフェロー
2005年 アルフレッド・スローン研究員
2012年 サイモンズ理論物理学フェロー
2017年 米国物理学会 (APS) フェロー

◾️著書
『マルチバース宇宙論 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか』(星海社)
『Quantum Physics, Mini Black Holes and the Multiverse』(Springer)
『提唱者野村博士に聞く 今なぜマルチバースか』 (日経サイエンス2017年9月号)
『量子的マルチバースと時空間概念の変容』 (現代思想2018年1月号)

 


マシンラーニングや大規模分散データベース、次世代バッテリーなど、シリコンバレー現地テック企業にて活躍中の3人の女性エンジニア/リサーチャーをお招きします。御3方とも日米でのキャリアをお持ちですが、現在も現地テックシーンの最前線でご活躍されています。

どのようにしてキャリアを作ってきたのか、現地で働く上でどのような工夫をされているのか、またこれからのテック業界はどのようになっていくのかなどについてパネル形式でお話を伺います。

また質問を受け付ける時間も多めに取る予定です。これからキャリアを作ることを考えている学生やエンジニア志望の方、また現在同じ業界で働いている方など幅広い方にお越し頂き、社会人と学生の交流の一助ともなれば幸いです。(写真は一昨年に行われたJTPA-JSSのミートアップより)

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ここ数年、空を取り巻くビジネスは大きな変化に見舞われています。米国の空にはホビー・ドローンを含め100万機以上が飛び交い、米国政府は商業ドローン普及のため、日本における国家プロジェクトにあたる利活用実験計画を10プロジェクト同時に進めるなどの積極姿勢を示しています。そして商業ドローンはいよいよ配送サービスなどを射程に入れ始めました。

一方、ドイツと米国は「空飛ぶ車(eVTOL、電動垂直離着陸機)」の開発で激しい競争を展開しています。ドイツではリリウム社とボリコプタ社がパイロットによる有人飛行に成功し、現在実験飛行を進めています。一方、米国ではグーグルの共同創業者ラリー・ページ氏が支援するサイドキック社のカロー(Caro)がテスト飛行を進めるほか、日本のトヨタ自動車が出資して注目を浴びるジョビー社のS4もカリフォルニアで有人飛行試験を繰り返しています。

小池氏は米国のインターネットや通信業界を専門とするジャーナリスト/コンサルタントとしても著名で、数々の著作・連載をお持ちです。当日は小池氏に急速に広がる空のビジネスについてお伺いします。

■参加申し込みはmeetupより:
[ https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/253358450/ ]

8/10 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場 / ネットワーキング、19:30より小池氏のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてスタッフまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さい。 >> www.jtpa.org/faq


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7月のギークサロンでは、北海道大学 調和系工学研究室 にてAIやマルチエージェントシステム等の研究をされている川村秀憲 教授をお迎えします。川村先生は研究成果として多数の論文を発表する傍ら、その成果を社会実装し実際に人々の役に立てるように多くの活動をされています。

川村先生は小学校2年生よりプログラミングを始め、プログラミングや人工知能の研究をするために大学に入学。ご自身での開発を進めつつも自分の能力を超えたものを作りたいと思うようになり、ニューラルネットワーク、機械学習などへの興味を経て、創発的計算や複雑系工学にまで分野を広げられています。現在では同研究室にて、マルチエージェントシステムを対象に理論だけでなく設計から実装、社会への応用までの実践的な研究を行われています。KDDI研究所や日立ソリューションズなど企業との共同研究や研究成果の提供実績も非常に沢山あり活発に活動をされています。

当日は先端の人工知能の研究成果をご紹介頂き、同研究室にて開発されてきたマルチエージェントやディープラーニングシステムについて技術的な詳細や社会実装への取り組みについてご紹介頂きます。

■参加申し込みはmeetupより:
[ https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/252860541/ ]

7/27 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場/ネットワーキング、19:30より川村先生のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてスタッフまでご連絡下さい。その他当日の参加についてはこちらをご参照下さい。 http://www.jtpa.org/faq


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6月のギークサロンでは、スタンフォード大学数学科にて微分幾何学を研究されている松本佳彦先生をお迎えします。松本先生は大阪大学にて線形代数や幾何学を教えていた傍ら、高校生のための公開講座や一般向けの勉強会で講演されたりと幅広く活動されています。

数学や幾何学と聞くと全く別世界のように感じられてしまうかもしれません。ですが、数学における新しい概念の発見は、巡り巡って我々の生活に大きく役立ってもいるのです。例えば複素数についてはご存知の方も多いと思いますが、初めて触れた頃のことを覚えていらっしゃいますでしょうか?「2乗して-1になる数が実は存在するのだと考えてみる」ことがその始まりでした。複素数は一種の「新しい数」で、にわかには受け入れがたく感じることもあると思います。しかし複素数の発見は、電子回路設計やロボット制御、そしてその他数え切れないほど多くの分野の発展につながっています。

当日は「二重数」や「超現実数」といった聞き慣れない概念を例として、数学において新しい数(概念)をどうやって作っていくのかについてお話し頂きます。より具体的には、そういった新しい数を「仕様」と「実装」という観点から整理することを試みます。そうすることで、普段使っている「実数」、不思議な「複素数」、そしてもっと奇妙な「二重数」や「超現実数」を、同じ視線から眺められるようになるのではないかというのが松本先生の目論見です。松本先生によれば、 “見慣れた存在である実数と地続きのところに、少々ぎょっとするような存在がある。数学とは、そういうものを「見える」ようにして、認識できる世界を広げる学問である” とのことです。

また、松本先生の研究されている分野について、そして数学者の悩みや喜びについてなど、幅広くお話を頂く予定です。

■参加申し込みはmeetupより:
[ www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/251623091/ ]

6/29 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場、19:30より松本先生のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生の参加費は無料になりますのでその場合はmeetupにてスタッフまでご連絡下さい。


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2月のギークサロンでは SLAC National Accelerator Laboratory (米国 SLAC 国立加速器研究所)にて、Research Scientistとして米国の次世代天文観測所の開発プロジェクトに従事する内海洋輔氏をお迎えします。

ビッグバンで宇宙が始まった瞬間からこの世界は多様な元素で満ちていたわけではありません。137億年の歴史の中でどのように元素が生成されてきたかということは実は難しい問題です。その中でも鉄よりも重たい元素(たとえば金やプラチナなど)がどうやって作られたのかは大きな謎とされていました。

そしてこの謎にせまる大きな突破口として注目されているのが重力波の観測です。時空間の歪みを観測することで重力波を検出することができるのですが観測は非常に難しく、観測に成功するたびに世界中で大きな話題となりました。

内海氏は広島大学で日本の重力波追跡観測網J-GEMのサービスの管理人を務めてられてきました。また、広島大学が中国と共同で進めてきた広視野ロボット望遠鏡設置プロジェクト「HinOTORI」の推進において中心的な役割を果たされています。当日は重力波や宇宙についてのお話から、古来より生成が不可能であるとされていた「金」がどのようにして生成されたのかの謎についてなど、内海氏に分かりやすくお話し頂きます。

■参加申し込みはmeetupより:[https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/247709683/]

2/23 金曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場、19:30時より内海氏のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生は無料になります。その場合はmeetupにてスタッフの浜本か山中までご連絡下さい。


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10月のギークサロンでは Recruit Institute of Technology リサーチ・サイエンティストの数原 良彦氏をお迎えします。

数原氏はNTT研究所、MIT Media Lab、そしてリクルートの人工知能研究所であるRecruit Institute of Technology での研究活動を通じて、人工知能の幅広い研究開発に携わってきました。その内容は機械学習、情報検索、言語処理からビッグデータ分析まで多岐に渡ります。

現在は未曾有のAIブームにより人工知能、機械学習という言葉が世の中に氾濫し、画像認識、予測モデルを用いた業務の効率化など、人工知能技術が我々の日常にも浸透しています。そのような中、機械学習技術がコモディティ化し誰でも利用可能になったことから、データサイエンスが少しずつ変わろうとしています。

当日は数原氏のこれまでの研究や、現職で進められているプロジェクトの紹介を通じて、機械学習を誰でも使えるこの人工知能時代におけるデータサイエンスの在り方と課題についてご講演いただきます。

また、最近の機械学習プラットフォームを使って実際にどのような事ができるのか、予測モデルを構築する上でどのようなことが大切なのかなど、データサイエンス一般についてもいろいろとお話し頂く予定です。

■参加申し込みはmeetupより:[ https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/243791776/ ]

10/13 月曜日 / WSGR 弁護士事務所 / 650 Page Mill Road Palo Alto, CA

19:00開場、19:30時より数原氏のトーク開始
参加費は$8。軽食つき。学生は無料になります。その場合はmeetupにてスタッフの浜本か山中までご連絡下さい。


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